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隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 ちくまプリマーブックス137
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隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 ちくまプリマーブックス137

上橋菜穂子(著者)

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隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 ちくまプリマーブックス137

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2000/05/20
JAN 9784480042378

隣のアボリジニ

¥605

商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2020/10/02

「月の森に、カミよ眠れ」の解説に出ていたので。 言わずと知れた「上橋菜穂子」が、 オーストラリアのアボリジニと暮らした日々のお話。 アボリジニの文化をよく知らなかったので、 死者の名前を口にしてはならないとか、 イニシエーション後の男性には特定の動物が絆あるものとして与えられ...

「月の森に、カミよ眠れ」の解説に出ていたので。 言わずと知れた「上橋菜穂子」が、 オーストラリアのアボリジニと暮らした日々のお話。 アボリジニの文化をよく知らなかったので、 死者の名前を口にしてはならないとか、 イニシエーション後の男性には特定の動物が絆あるものとして与えられるとか、 お産で母親が亡くなると赤ん坊が殺したと考え、殺されてしまうとか、 とても面白かった。 また、 アメリカのネイティブアメリカンと同様、 その文化から子供を取り上げて隔離して育てた時代があることや、 家もなく労働させられていたことや居留地の存在、 生活保護を受けている人も多い現在も興味深かった。 理屈が通っているときは分かる英語が、 理不尽な話になった途端分からなくなるのは、 会話の能力だけでなく、人間の認知や学習が「予測とフィードバック」が 重要な要素だからではないか、とふと思ったりもした。 ネイティブ・アメリカンの歴史や文化、現状にある程度知識があったので、 衝撃を受けるような記述はあまりなかったが、 台所のボウルの中に突っ込まれたカンガルーの尾の写真が衝撃的だった。 おいしいらしい。

Posted by ブクログ

2017/04/27
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図書館より。 精霊の守人の作者のフィールドワークを知りたくなって。 難しい問題を、多角的にとらえて書いてるところに好感。やっぱり文章上手いよね、じっくり読了。

Posted by ブクログ

2017/03/01

価値観の違う民族が同じところに暮らすのは、難しい… 自分は、島国にすんでいるから国境問題にもピンと来ない 世界をもっとよく知るために考えてみないといけないな、と思います 白人社会と伝統集団アボリジニのどちらにでもなれずに 悩みながら生きていくことは、幸せなことではない 自暴自棄...

価値観の違う民族が同じところに暮らすのは、難しい… 自分は、島国にすんでいるから国境問題にもピンと来ない 世界をもっとよく知るために考えてみないといけないな、と思います 白人社会と伝統集団アボリジニのどちらにでもなれずに 悩みながら生きていくことは、幸せなことではない 自暴自棄になってしまう人がいるのも、分かる気がする… 白人が良かれと思ってルールを決めても それは、白人の価値基準であってアボリジニにとっては、迷惑に過ぎなかったり こんなことって民族のある処どこにもあることで 自分の周りにだって宗教や価値基準の違いからトラブルになったりすることがある 分かり合える共通なものがあれば、改善するんだろうか

Posted by ブクログ