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パリの王様たち ユゴー・デュマ・バルザック三大文豪大物くらべ 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1998/01/10 |
JAN | 9784167590017 |
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パリの王様たち
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
天才とはどういうことなのか。 カリスマとは何なのか。 彼らは何を求め、どう突き進んでいくのか。 そして、そんな彼らを生み出した時代背景とは。 ユゴー、デュマ、バルザックという三人の怪物を比較しながら、当時の偉人の原動力を模索していくこの作品は非常に面白かったです。ぜひおすすめした...
天才とはどういうことなのか。 カリスマとは何なのか。 彼らは何を求め、どう突き進んでいくのか。 そして、そんな彼らを生み出した時代背景とは。 ユゴー、デュマ、バルザックという三人の怪物を比較しながら、当時の偉人の原動力を模索していくこの作品は非常に面白かったです。ぜひおすすめしたい一冊です。
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フランス文学史に燦然と輝くユゴー、デュマ、バルザック。この後光輝く3人を大ナポレオンの余燼なおくすぶる19世紀フランス社会の上昇エネルギー、つまり <名声・金・女> への欲望という光のもとに晒したときに見えてくるのは、とてつもないスケールの、バカバカしいほど滑稽で、呆然とするば...
フランス文学史に燦然と輝くユゴー、デュマ、バルザック。この後光輝く3人を大ナポレオンの余燼なおくすぶる19世紀フランス社会の上昇エネルギー、つまり <名声・金・女> への欲望という光のもとに晒したときに見えてくるのは、とてつもないスケールの、バカバカしいほど滑稽で、呆然とするばかりの人間臭さのようである。 もっともこの欲望が並みのレベルのものであったなら、今なお読み継がれる傑作群は生まれなかったというのは、作者鹿島氏の言うとおりであろう。ある意味ではフランス文学のこの裏街道を明るみに晒したという点を見ただけでも、本書は怪作ともいうべき書であると思われる。
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ナポレオンの野心にも比されるような情熱で文学の世界へと向かっていった、ユゴー、デュマ、バルザックという3人の文豪を取り上げ、彼らにまつわるさまざまなエピソードを紹介している本です。 日本の自然主義作家など及びもつかないような、名声と金とセックスに対するあくなき追求心に、ひたすら...
ナポレオンの野心にも比されるような情熱で文学の世界へと向かっていった、ユゴー、デュマ、バルザックという3人の文豪を取り上げ、彼らにまつわるさまざまなエピソードを紹介している本です。 日本の自然主義作家など及びもつかないような、名声と金とセックスに対するあくなき追求心に、ひたすら驚かされます。3人とも世俗的な欲望を追求しながら、それぞれの特徴がはっきりと表われてくるところがおもしろく、一気に読んでしまいました。
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