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世界ミステリ作家事典 本格派篇 本格派篇
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世界ミステリ作家事典 本格派篇 本格派篇

森英俊(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 1998/01/01
JAN 9784336040527

世界ミステリ作家事典 本格派篇

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商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2022/11/28

ポー、ドイルの古典から最新の現代作家まで、作家数250、作品約5200冊を掲載。全作品リスト、邦訳書誌を完備したレファレンスブック。

Posted by ブクログ

2022/03/19

まさに全てのミステリファン必携の書。 こういう仕事は誰かがやらねばならなかった。日本のミステリ史の編纂でさえ、あの中島河太郎氏をもってしても成し遂げずに道半ばにして他界した。 しかし森氏はさらに広範な世界ミステリの作家事典を編むことを成し遂げた。しかも当時40歳という若さで。まさ...

まさに全てのミステリファン必携の書。 こういう仕事は誰かがやらねばならなかった。日本のミステリ史の編纂でさえ、あの中島河太郎氏をもってしても成し遂げずに道半ばにして他界した。 しかし森氏はさらに広範な世界ミステリの作家事典を編むことを成し遂げた。しかも当時40歳という若さで。まさに驚嘆に値する。 日本ミステリ界に森英俊氏を得た事は途轍もない幸運だと思うし、また至宝として扱うべきである。恐らく本人はものすごい苦労をかけただろう。 しかしそれが苦労であるとは感じなかったはずだ。半ば嬉々としながら作業をしていたはずだ。それはその続きの[ハードボイルド・警察小説・サスペンス篇]が数年後に編まれた事からも明らかだ。 本作の功績は刊行後国書刊行会が、そして8年後、論創社がミステリ叢書シリーズとしてこの森氏が掲げたまだ見ぬ傑作群を続々と訳出している事からも証明されている。そして森氏の掲げた作家にはまだまだ紹介されていない作家が山ほどいるのだ。 特に`97年当時に名前さえ知られていない作家達を積極的に物量的にもかなり多く紹介している事が世のミステリ読者の触手を動かして止まないのだ。 恐らく日本ミステリ一辺倒の方々には何の興味も持たない1冊かもしれない。 しかしミステリを愛する者、特に海外ミステリをこよなく愛する者にとっては垂涎の書であるのは間違いない。なぜなら私がそうだからだ。7,000円は正直安いと思う。 正に森氏でなければ成し遂げられなかった仕事。今後この事典がせめて10年に一度は改訂される事を期待したい。そしていずれは彼の衣鉢を継ぐ者が現れんことを心の底から祈らずにいられない。

Posted by ブクログ

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