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ケルアック
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ケルアック

バリー・ギフォード(著者), ローレンスリー(著者), 青山南(訳者), 堤雅久(訳者), 中俣真知子(訳者), 古屋美登里(訳者)

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ケルアック

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞社/
発売年月日 1998/01/30
JAN 9784620312057

ケルアック

¥990

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2008/08/27

ビートの王と呼ばれてはいたけれど、 ケルアック自身はそれとは程遠い所にいたんだな… ビートジェネレーションを、ロストジェネレーションの次の世代と考える人が多いようだけど、そりゃウソだ。 ビートは純然たる文学運動じゃなかった。文学のジェネレーションなんて呼べるほどのものじゃない。ケ...

ビートの王と呼ばれてはいたけれど、 ケルアック自身はそれとは程遠い所にいたんだな… ビートジェネレーションを、ロストジェネレーションの次の世代と考える人が多いようだけど、そりゃウソだ。 ビートは純然たる文学運動じゃなかった。文学のジェネレーションなんて呼べるほどのものじゃない。ケルアック、バロウズ、ギンズバーグの三人ぐらいしか、実質ビートと呼べる人間はいない。 ビートはどちらかというと社会現象だった。 ただ作家として成功したかったケルアックにとっては、 ビートの王だなんて大層な呼び名をつけられることは、いい迷惑以外の何物でもなかったろう。 自分のしたいことをする。それ以上でもそれ以下でもない。それがビートの、ケルアックのアティテュードだった。 それさえも許されないとは。彼の文学に対する感情的な酷評の数々は、自分の求めることをするという自由を押しつぶそうとする、社会の排撃作用なんだと思う。生き難い世界であることよ。

Posted by ブクログ

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