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立花隆のすべて
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1998/03/01 |
JAN | 9784163538105 |
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
立花隆へのインタビュー、著作に対する識者の書評、過去の記事などを盛り込んだもの。 正直、後半は退屈なところも少なくない。ただし第1章は読み応えがある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イタリア人はドラマチックです。イタリア語の演説を聞いていると、ドラマの筋書きそのもののように、聞く人を根本から揺り動かす力を感じます 日本人全体が、世界を少しも見ていない、空間的にも、時間的にも、本当に狭い尺度でしかものを言っていないと言う苛立ちを強く感じました もう1つ問題なのは、日本の初等・中等教育ですね。わからないところを徹底的に聞くと言う習慣が身につけられていない。講演とかやっても、みんな熱心にメモを取っているけど、質問する人はほとんどいない。質問によって無知をさらけ出したくないと言う意識なんですね 重要なのは、立花隆の仮説の組み立て方だ。優れた仮説を組み立てるためには、生地の情報の分析が必要である。この点で立花隆は天才だ
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1.著者の立花隆さんは、今年4月30日に永眠されました。3万冊の本を読破し、100冊以上の本を執筆、「知の巨人」との異名を持つジャーナリストです。文芸春秋に発表した「田中角栄研究」は、田中首相退陣のキッカケとなったと言われています。執筆テーマは、生物学・医療・宇宙・政治・経済・哲...
1.著者の立花隆さんは、今年4月30日に永眠されました。3万冊の本を読破し、100冊以上の本を執筆、「知の巨人」との異名を持つジャーナリストです。文芸春秋に発表した「田中角栄研究」は、田中首相退陣のキッカケとなったと言われています。執筆テーマは、生物学・医療・宇宙・政治・経済・哲学・・・と幅広く「知の巨人」と言われる所以です。他面では、猫好きで、自分の事務所兼書庫は「猫ビル」との愛称で親しまれ、二十万冊の蔵書があったそうです。 2.本書は、七章で構成されています。第一章「好奇心と探求心」第二章「ぼくはこんな風に生きてた」・・・第七章「月刊誌特集記事傑作選」です。立花氏自身と関係者による、著者の”人となり”及び”業績”が分かり易く書かれています。私は、本を読む時には、著者の”生い立ち” と ”人となり”を知った方が良いと考えます。そういう知識は、読んでいる本の深読みに役立つと思うからです。 3.私の琴線に触れた記述を、私見を添えて、3点書きます。 (1)第二章から、「大学の先生になるのは、たまらんという気持ちがあった・・・日本の学界では、ボス的な東大教授が若い学者の人事を動かしていて、ボスといい関係にならないといい大学に行けない。これはやってられないという感じになった」 ●私見⇒立花氏は官僚的な宮仕えに限界を感じていたと思います。私は民間での仕事でした。民間でもボスが自分に従う人材を重用する傾向があります。組織は人間で構成されているので、人間のサガとして止むを得ないのも事実です。自分の特技を磨き、自信を持って、仕事をすれば、評価してくれる先輩や上司が必ずいるので、期待しましょう。 (2)第三章から、「立花氏は、事実を一つ一つ自分の目で確かめねばならない。そのように、確かめることによって最初見えなかった事実が見えてくると言った。・・・立花氏は、まさにペンの力で田中内閣を倒した」 ●私見⇒昨今、マスコミを賑わしている、偽装事件は、事実を隠蔽した結果です。私は、上司から、「仮説 を立てる前に実態を掴め」「事実の前には謙虚になれ」と教えられました。至言です。立花氏の行動は、今更ながらに、「ペンは剣よりも強し」と拍手喝采です。 (3)第七章から、「毛沢東は、古代の帝王たちのような、酒池肉林の生活はおよそ無縁だった。戦闘に従事するか、書物は六十ページ読むかしなかったら、その日一日は無駄に過ごしたと見なす」 ●私見⇒「毛沢東の徹底的解明」を読んで、毛沢東について、知らなかった事が沢山ありました。一つには、毛沢東は、中国史上の覇者としては稀にみるほど質素な生活を送ったそうです。人間は、権力を握ると、金品で顕示欲を誇示する人が多いと聞きます。私は、国家のリーダーとして、故人の土光敏夫氏(元経団連会長)を尊敬しています。氏の物言いは「忖度」よりも「直言」、食事は 「一汁一菜(イワシが好物)」、資産は「寄付」と言われている、伝説の人です。 4.まとめ; 本書を読んで、立花氏の人間史が分かりました。中学時代は陸上競技(ハイジャンプと三段跳び)に熱中。少年時代の圧倒的な読書体験。大学は理科系志望だったが、色弱なので諦めた。大学時代に経験したヨーロッパ放浪。文春を辞めて、フリーになった経緯。加えて、本書の中の、立花氏の身近にいた著名人の文章を読んで、立花氏の哲学土壌が少しわかった気がします。「知の巨人」と言われる、立花氏の好奇心の源泉は、「もっと知りたい、もっと勉強したい」、そのための手段が読書だったのでしょう。私のような凡人には立花氏の真似はとても出来ません。しかし、私の好奇心も尽きる事が無いので、読書で勉強し、「人間とは何か」を問い続けます。
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