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ポストマン ハヤカワ文庫SF
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ポストマン ハヤカワ文庫SF

デイヴィッド・ブリン(著者), 大西憲(訳者)

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ポストマン ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1998/02/28
JAN 9784150112202

ポストマン

¥220

商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2023/12/01

「最終戦争ですべてが崩壊し、廃墟となったアメリカで、人々は小さな集落をきずき、やっと生きのびていた。ゴードンは、そんな世界をひとりで生き抜いてきた男だった。だが、山中に遺棄された郵便配達のジープを発見したとき、彼の運命は大きく変わった。郵便配達の制服を着たゴードンは、アメリカ再建...

「最終戦争ですべてが崩壊し、廃墟となったアメリカで、人々は小さな集落をきずき、やっと生きのびていた。ゴードンは、そんな世界をひとりで生き抜いてきた男だった。だが、山中に遺棄された郵便配達のジープを発見したとき、彼の運命は大きく変わった。郵便配達の制服を着たゴードンは、アメリカ再建をめざし、孤立無援の戦いに挑むが…キャンベル記念賞、ローカス賞受賞、ケビン・コスナー監督・主演で映画化の話題作。」

Posted by ブクログ

2022/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

希望のある嘘が厳しい現実を塗り替え、立て直していくという話。なるほどハリウッド映画感のある筋立てで、終始面白く読めたし、こういう主人公を「リラクタントヒーロー」と呼ぶのは解説で初めて知った。映画のほうもいずれ見るのが楽しみ。 タイトルは「郵便配達人」ではなく「終末世界人(ポストアポカリプスマン)」のことだった気もしてくる。

Posted by ブクログ

2017/11/16

ふしぎな魅力を持つ物語である。 著者・舞台設定からSFに分類されるだろうが、科学技術的なものはほとんど出てこない。むしろ中世冒険憚と見たほうが近い。 主人公が食を得るためについた”復興合衆国”という嘘が、多くのコミュニティに支援され、主人公をも巻き込んだ夢につながっていく過程...

ふしぎな魅力を持つ物語である。 著者・舞台設定からSFに分類されるだろうが、科学技術的なものはほとんど出てこない。むしろ中世冒険憚と見たほうが近い。 主人公が食を得るためについた”復興合衆国”という嘘が、多くのコミュニティに支援され、主人公をも巻き込んだ夢につながっていく過程が上手く描かれている。さらに郵便配達人や郵便制度そのものが、平和や文明の象徴のごとく描かれているのは著者の発想の妙だろう。 不思議な読後感と、感動がある。しかし、それがどこから醸し出されたものか、どうもよく分からない。

Posted by ブクログ

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