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彦九郎山河 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1998/09/09 |
JAN | 9784167169336 |
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彦九郎山河
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
早すぎた勤皇の志士、…
早すぎた勤皇の志士、高山彦九郎。変人と呼ばれた人となりが描かれています。
文庫OFF
江戸後期の尊皇思想の実践者高山彦九郎の日記を元に江戸時代の尊皇思想の胎動期を描いている。 鎌倉幕府を直接滅ぼした新田義貞に仕えた新田十三騎の1人である生粋の尊皇家系に生まれた。 兄との確執、家族との別れ、蝦夷地への渡航失敗、京都での尊皇一派との関係、鹿児島への尊皇活動など、吉村作...
江戸後期の尊皇思想の実践者高山彦九郎の日記を元に江戸時代の尊皇思想の胎動期を描いている。 鎌倉幕府を直接滅ぼした新田義貞に仕えた新田十三騎の1人である生粋の尊皇家系に生まれた。 兄との確執、家族との別れ、蝦夷地への渡航失敗、京都での尊皇一派との関係、鹿児島への尊皇活動など、吉村作品ならではの丁寧で、少し退屈な描写は結末には、三倍返しをしてくれる作品に仕上がっている。 幕末期の尊皇攘夷運動には、たくさんの作品はあるがその胎動期の作品をしっかり描いている吉村昭氏は只者ではないと改めて思った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
同じ作者の「冬の鷹」で、前野良沢と高山彦九郎が仲良しだったと知ったので、今度は彦九郎サイドから。 時は天明9(1789)年。舞台は天明の浅間焼けやら大飢饉やらの直後の江戸から始まる。細井平洲に諌められ、父の仇討を諦めた高山彦九郎が蝦夷に出発するきっかけは微妙だけど、道中まあ、友人知人の多いこと。彦九郎は寛政の三奇士の最長老だが、3人はニアミスで一堂に会することはなかったそう。蝦夷まで後一歩で断念したら、今度は京都へ!でもって鹿児島へ‼︎幾ら崇高な使命を帯びたからとは言え、どんだけフットワーク軽いんだ…。
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