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半七捕物帳(巻の4)
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半七捕物帳(巻の4)

岡本綺堂(著者)

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半七捕物帳(巻の4)

定価 ¥4,950

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1998/09/25
JAN 9784480709943

半七捕物帳(巻の4)

¥1,925

商品レビュー

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2012/02/09

(全巻合わせた感想) ともかく面白かった。ストーリは単純で強引な推理と捕物ではあるが、それよりも何よりも江戸の描写が活き活きと表現され、江戸を生きていた人達と身近に接した時代の人でなければ書けない本だと感嘆する。 江戸時代の情景が浮かんでその世界にどっぷりと浸り酔いしれるという...

(全巻合わせた感想) ともかく面白かった。ストーリは単純で強引な推理と捕物ではあるが、それよりも何よりも江戸の描写が活き活きと表現され、江戸を生きていた人達と身近に接した時代の人でなければ書けない本だと感嘆する。 江戸時代の情景が浮かんでその世界にどっぷりと浸り酔いしれるという読書は初めてで充分堪能できた。更にこの本は文末にその話に関係する地図(昭和初期の地図に江戸の図割を追加したもの)があり、挿入画も江戸時代の物を書き起こしたものである。 描写例 「卯の花くだしの雨が三日も四日も降りつづいて」 「八百屋にも薄や枝豆がたくさん積んであった」 「あしたが池上のお会式(えしき)という日の朝」 「節気になったせいか、寒さがこたえますね」 注釈も今井金吾が丁寧に解説している。

Posted by ブクログ

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