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誰でもの神道 宗教の日本的可能性
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誰でもの神道 宗教の日本的可能性

薗田稔(著者)

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誰でもの神道 宗教の日本的可能性

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 弘文堂/
発売年月日 1998/09/15
JAN 9784335160325

誰でもの神道

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2022/08/11

神道と他の宗教とを客観的に論じることができる神職の方の1人の著述集。 日本人にとっての信仰というのがどういったものなのかを日本的アニミズムにまで遡りながら、ある時は欧米の宗教、哲学の言葉を使ったりすることがあるので、神道バリバリの人にも、西洋思想専門の人にとってもどこか取っ付きに...

神道と他の宗教とを客観的に論じることができる神職の方の1人の著述集。 日本人にとっての信仰というのがどういったものなのかを日本的アニミズムにまで遡りながら、ある時は欧米の宗教、哲学の言葉を使ったりすることがあるので、神道バリバリの人にも、西洋思想専門の人にとってもどこか取っ付きにくい印象はあるかもしれないが、その分だけフラットな立場で書かれていると思う。 自分にとっては、明治以降に作られた神道の考え方に何か違和感を感じていたが、その違和感を言葉で説明してくださった貴重な書籍と思う。 「一般に神話が尊重されたように思われている戦前教育でも、神話を、そのまま歴史事実とみなすことで歴史に還元し、歴史性をもつとされたかぎりにおいて重視されたのであった。」「戦後の神話批判も、要するに神話が史実性をもたないことへの批判であり、あるいは特定の歴史的な出来事の「反映」でしかないとして否定するものであった」(第三章  時の〈生命〉と年中祭祀) このくだりは、私の中で長年モヤモヤしていた問題がスッと消化されることの大きな力となった。

Posted by ブクログ

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