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屋久島の環境民俗学 森の開発と神々の闘争
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店/ |
発売年月日 | 1998/09/30 |
JAN | 9784750310855 |
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屋久島の環境民俗学
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屋久島について人文科学的に考察した本。屋久島に住む人々や文化を、時代を遡って検証していく。私も数年前に屋久島に行ったことがあるが、屋久島と言われてイメージするのは島の中心にある巨大な縄文杉と世界遺産としての屋久島だろう。確かにその通りで、島の外側は観光客用のホテルや土産店、屋久杉...
屋久島について人文科学的に考察した本。屋久島に住む人々や文化を、時代を遡って検証していく。私も数年前に屋久島に行ったことがあるが、屋久島と言われてイメージするのは島の中心にある巨大な縄文杉と世界遺産としての屋久島だろう。確かにその通りで、島の外側は観光客用のホテルや土産店、屋久杉ランドなどがあり、保護区画と市街地とその中間と明確に分かれている。しかし、世界遺産に登録されるまではどうだったのだろうか。本書によると、屋久島の生活はいつの時代も自然と関係しており、土地の特徴から作物は乏しく、屋久杉の加工や観光のための環境開発をしなければ生活できない状態にあったという。また、縄文杉の名前の由来である樹齢7200年も実際は2100年らしく、年齢と名前の一人歩きにより島外の人々に神聖化されているという。屋久島とは何なのか。島に根付く自然と文化はどうなっていくのか、考えさせられる一冊だった。
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