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愛と苦悩の手紙 角川文庫クラシックス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1998/06/25 |
JAN | 9784041099094 |
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愛と苦悩の手紙
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
本屋で見つけ、太宰の書いた手紙なんて面白くないはずがない、と思いすぐに購入。 井伏との師弟関係や他の作家との繋がりが見られるのが面白かった。 自分も生前に書いた手紙が死後本にされるような人間になってみたいけれど、そもそも手紙を書く習慣がない。 当時の一円がいくらにあたるのかが...
本屋で見つけ、太宰の書いた手紙なんて面白くないはずがない、と思いすぐに購入。 井伏との師弟関係や他の作家との繋がりが見られるのが面白かった。 自分も生前に書いた手紙が死後本にされるような人間になってみたいけれど、そもそも手紙を書く習慣がない。 当時の一円がいくらにあたるのかが分からず、どのくらいの金額を貸し借りしているのか気になった(途中から一円=五千円~一万円と勝手に解釈した)。 筆者は甘ったれた人だという印象を持った。 そういう意味で、やはり『人間失格』の主人公とは重なる。
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600通以上の太宰の書簡を亀井勝一郎が編纂した本書。何というか、手紙の相手が男だろうが女だろうが(女性あての手紙は美知子夫人あて以外収録されていませんが…)全身全霊をかけて「掻き口説く」かのような文章が印象的だった。太宰って寂しがり屋な人だったのかなあとも思う。しかし檀さんへの手...
600通以上の太宰の書簡を亀井勝一郎が編纂した本書。何というか、手紙の相手が男だろうが女だろうが(女性あての手紙は美知子夫人あて以外収録されていませんが…)全身全霊をかけて「掻き口説く」かのような文章が印象的だった。太宰って寂しがり屋な人だったのかなあとも思う。しかし檀さんへの手紙が一通もないのが気になる。あんなに悪友だったのに。山岸さん宛にはいっぱいあるのに。檀さんのご家族から許可が下りなかったのだろうか。書簡集にして波乱に富んだ生涯を送ったひとりの作家の人生クロニクルのような一冊。
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亀井勝一郎氏が編集した太宰治の書簡集。 もっと暗い手紙が多いかと思っていたけれど、けっこう明るい手紙が多くて驚いた。 小山清氏とか、弟子に対する面倒見もよかったのだとわかったり、なんだか以外だった。 もっと、自分一人の世話で精一杯な人なのかと思っていた。 (注:私は彼と彼の作品...
亀井勝一郎氏が編集した太宰治の書簡集。 もっと暗い手紙が多いかと思っていたけれど、けっこう明るい手紙が多くて驚いた。 小山清氏とか、弟子に対する面倒見もよかったのだとわかったり、なんだか以外だった。 もっと、自分一人の世話で精一杯な人なのかと思っていた。 (注:私は彼と彼の作品が好きです。) 読み進めていって、残りのページが少なくなるたびに、『ああ、この人はもうすぐ死ぬ。』と思いながら読んだのだけど、最後の方になっても手紙にはあまり死の影が現れてこなくて、この人、なんで死んだんだろうと思った。 あと、師である井伏鱒二氏への手紙は全部すごく丁寧に書いてあって、尊敬が感じられるものなのに、遺書に「井伏さんは悪人です」と書き残したのは何故なのか、ますますわからなくなってしまった。 あれは太宰なりの甘えなのかな…それとも…?
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