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科学とオカルト 際限なき「コントロール願望」のゆくえ PHP新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 1999/01/06 |
JAN | 9784569604435 |
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
オカルトと科学は境界…
オカルトと科学は境界線をどこで区別するのか。
文庫OFF
「オカルト」というよりは科学やカルト(新興宗教)の話題が中心となっている。 オススメ度: ★★★☆☆ かきつばた(海洋生物資源学科) --- 所蔵情報: 品川図書館 404/I32
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「行動制限しないと42万人が死ぬから接触8割減が必要」これを総理大臣が信じて、全国に緊急事態宣言が出されたらしい。そして国民の多くもそれを信じて自粛をし、不自由な暮らしを余儀なくされ、経済的に追い詰められている人もいる。だが、冒頭の言説はオカルトではないと言い切れるのか。説明不可...
「行動制限しないと42万人が死ぬから接触8割減が必要」これを総理大臣が信じて、全国に緊急事態宣言が出されたらしい。そして国民の多くもそれを信じて自粛をし、不自由な暮らしを余儀なくされ、経済的に追い詰められている人もいる。だが、冒頭の言説はオカルトではないと言い切れるのか。説明不可能な事を無理に説明しているのではないかとの疑義は生じないのだろうか。 著者曰く「科学とは大衆化されたオカルト」であり、再現可能性と客観性が確保され、諸説が平準化される事により公共性が生まれる事が必要であるという。未知のウイルスにそんな事が適用できるハズもなく、法則性が欠如する中で試行錯誤の状態が続いており、世界中で壮大な実験が行われていると言ってもいい。そもそも科学には因果関係というものはなく、時間的ズレを伴った対応関係でしかないらしい。なら、その対応関係を発見していくしかないのだが、ナショナリズムの台頭による自国ファーストの不十分な国際協調の中で、法則性の発見は可能なんだろうかという疑問もある。 現代人が科学を信ずるのは「原理への欲求」と「コントロール願望」が原因であり、「人間は死ぬ」という究極の真理に対し、大衆民主主義と資本主義は「福祉社会」という構図で答えようとする。とりあえず福祉政策?として配られた布マスクをして、3密を回避する事がオカルトなのか科学的対処法なのかは不明だが、不幸にも感染したら多くの人は「かけがいのない<私>」の救済を神仏に祈るんだろう。 本書はオウム事件直後に書かれた事もあり、終盤はカルト宗教の話へと展開していくので、時代背景を知らない人にとっては論旨の展開に違和感を感じるのかもしれない。が、社会と科学とオカルトの関係性を考える上では2020年に読んでも、というか今だからこそ読み応えがあるようにも思える。
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