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江戸の性風俗 笑いと情死のエロス 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1998/12/20 |
JAN | 9784061494329 |
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江戸の性風俗
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江戸の性風俗
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
江戸の性風俗と題してはいるが、性風俗というよりは江戸の人々(主に武士と町人)の間における性愛の理解の形とその受容が読みやすい美文で綴られる。(もちろんここで言う性風俗は現代における性産業のことではない) お堅いイメージで語られる武士階級においてさえ、家族間でも明け透けに性の話題...
江戸の性風俗と題してはいるが、性風俗というよりは江戸の人々(主に武士と町人)の間における性愛の理解の形とその受容が読みやすい美文で綴られる。(もちろんここで言う性風俗は現代における性産業のことではない) お堅いイメージで語られる武士階級においてさえ、家族間でも明け透けに性の話題をやり取りされ、(驚いたことに幕府の要職におる人間でさえ自らの母親に対して実に明け透けに自らの性生活を開陳する)、城の上層部では春画が贈答品として飛び交う。 我が国において江戸初期や明治中盤に衆道(現在言われるところの同性愛と重なる部分もあるが、洋式として異なる思想も強く、その区分けは少しデリケートである)が一般的だったことは有名だが、その命をかけた情の美意識を代替できないまま愛情の対象が異性に変わった不幸を指摘した部分が興味深かった。 江戸期における情死、性養生、肌を重ねるという文字感覚に対する意識の変遷、様々なトピックに飽きることなく読了した。
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面白くて読み易かった。 気持ち悪いのが、江戸では汚れた下着や月経をお互いの薬として用いられていた、っという内容。 下着を煎じたり、焼粉にして飲んでたらしい。 心中はあの世で結ばれる。来世で夫婦になれると信じられていて、1700年前後は心中事件が流行っていたとか。 あと男色についても色々書かれていて面白かった。
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この本を読んで「歪んだ性」とよく言われるけど、どう歪んでいるのだろうか?と疑問が湧いた。 「歪んでいる」というくらいだから、そういう人たちの頭の中には歪んでいない正しい性の形があるのだろうが、果たしてそのようなものがあるのだろうか?時代が違えば考え方のみならず、行動だって違って...
この本を読んで「歪んだ性」とよく言われるけど、どう歪んでいるのだろうか?と疑問が湧いた。 「歪んでいる」というくらいだから、そういう人たちの頭の中には歪んでいない正しい性の形があるのだろうが、果たしてそのようなものがあるのだろうか?時代が違えば考え方のみならず、行動だって違ってくるだろう。性への取り組み方もそうではないのか。 結論めいたことは書かれていなくて、それでもいろいろ考えることのできる素材が十分に盛り込まれているのでいい本だと思った。特に、歳をとって精液を出し過ぎると寿命が縮むという説は実に身にしみた。気をつけよう。 Mahalo
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