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タンゴへの招待 文庫クセジュ805
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社/ |
発売年月日 | 1998/07/03 |
JAN | 9784560058053 |
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タンゴへの招待
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タイトルの通りタンゴを概観できる小論。 ダンスとしてのタンゴ、音楽としてのタンゴ、文化としてのタンゴ、と大きく3つに章立てられている。それぞれ独立しているので、興味のあるところから読むのもよいかもしれない(私は音楽として〜をまず読んだ)。 著者はパリ第8大学教育学科の教員(プロフ...
タイトルの通りタンゴを概観できる小論。 ダンスとしてのタンゴ、音楽としてのタンゴ、文化としてのタンゴ、と大きく3つに章立てられている。それぞれ独立しているので、興味のあるところから読むのもよいかもしれない(私は音楽として〜をまず読んだ)。 著者はパリ第8大学教育学科の教員(プロフィールがないので本文に則る)で、ダンス人類学や哲学など幅広く執筆活動しているとのこと。 本書の第2章で、フッサール現象学でタンゴの内的時間を分析するのだが、他の概説とは違った観点で書かれており、興味深く読んだ。20世紀に発展した文化〜ジャズ、現代美術そしてタンゴは、即興Improvisationという共通性があるのだ、という指摘にはなるほどと思った。それを踏まえ、男性の、女性の、観客の内的時間の違いを論じている。 この本をきっかけにタンゴ本を漁ろうと思ったので翻訳ものの参考文献が役に立った(本書で引用される本はほとんど未邦訳らしいけど)。
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