1,800円以上の注文で送料無料

梅桃が実るとき 文春文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

梅桃が実るとき 文春文庫

吉行あぐり(著者)

追加する に追加する

梅桃が実るとき 文春文庫

定価 ¥492

220 定価より272円(55%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/24(日)~11/29(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1998/07/10
JAN 9784167362027

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/24(日)~11/29(金)

梅桃が実るとき

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弁護士の父を持ち、比較的恵まれた家庭に生まれた彼女でしたが、二人の姉と、父をスペイン風邪で次々と喪ってしまいます。 彼女が12歳の時です。 豊かだった生活は一変します。 その後、彼女は薦められるままに15歳で吉行栄助(エイスケ)と結婚します。 この時、エイスケは16歳。 頭は切れるが、かなりの変わり者、よく言えば早熟で左翼思想に染まった夫、エイスケ。 親にも反抗し、仕事も継がず、遊び放題。 生活を支えるために、あぐりさんは美容師山野千枝子の内弟子となり、美容院開院。 しかし、生活は平穏なものではなく・・・。 諸事情で子どもたちと離れ離れで生活しなければならなかったり、夫のエイスケが34歳の若さで急死、そして発覚した彼の多額の借金、太平洋戦争の戦火をくぐって生きなければならなかっただけでなく、書ききれないほどの出来事が彼女に降りかかってきます。 ご自身も病気で生死の境を彷徨ったり・・。 そんな大変な人生を歩んでいるのに、彼女の語りはあっけらかんと、そして謙虚です。 あれほど、苦労させられたエイスケに対してさえも、多くの人に愛される人だったと回想し、自分の気遣い不足を後悔してさえいて・・。 可愛げのない妻だったと言ってらっしゃいますが、とんでもない。 強くて、あっけらかんとした魅力的な女性だなと・・。 人間、あれだけのことが有ったら、ひねくれたり、荒んでしまいそうなのに、そんなところがない。 日常に感謝しながら生きてらっしゃるんだなと。 ちなみに長男は作家の吉行淳之介さん、長女は女優の吉行和子さん、次女は作家の吉行理恵さんです。

Posted by ブクログ

2007/09/21

作家・故吉行淳之介、詩人・吉行理恵、女優・吉行和子。三人の特異な個性を伸ばし育てた母は、自身も美容界の草分けとしてひたすらに駆け抜け、89歳の今も美容師を続ける。15歳の結婚から始まった波瀾の人生。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品