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アポロ13号 奇跡の生還 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1998/07/01 |
| JAN | 9784102133118 |
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アポロ13号 奇跡の生還
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アポロ13号 奇跡の生還
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商品レビュー
3.8
18件のお客様レビュー
水なし、酸素なし、エ…
水なし、酸素なし、エネルギーなし。おまけに場所は地球から33万キロ離れたマイナス100度以下の宇宙空間。こんな絶望的な状況のなかで一つ一つ困難を乗り越えていく3人の船員とNASAの職員達。「感動」の一言では表せません。
文庫OFF
◼️ヘンリー・クーパーJr 「アポロ13号 奇跡の生還」 危機に陥った有人月探査船アポロ13号が地球へ帰還するまでの道のり。極限状況の静かな緊張感。迫る大気圏突入ー。 1970年、アポロ11号が初の有人月探査を成功させた翌年、同じくパイロット乗せたアポロ13号は地球を飛...
◼️ヘンリー・クーパーJr 「アポロ13号 奇跡の生還」 危機に陥った有人月探査船アポロ13号が地球へ帰還するまでの道のり。極限状況の静かな緊張感。迫る大気圏突入ー。 1970年、アポロ11号が初の有人月探査を成功させた翌年、同じくパイロット乗せたアポロ13号は地球を飛び立った。順調と思われた航行に突然、事故が起きる。 酸素タンクが爆発し大きく破損、燃料電池が損なわれ、電力供給ラインも半減。本来は月に着陸し乗員が多くの岩石を採取して帰るはずだったのが緊急事態で月を周回しての地球帰還ミッションになった。想定していない、訓練していない、もちろん誰も経験していない事態に右往左往しながらもヒューストンにいる地上管制塔のスタッフたちは細分化された仕事をこなし、短い時間で議論を重ねる。宇宙空間で生命の危地に立たされたパイロットたちはー。 アポロ13号は大きく3つのパーツに分かれている。円柱に漏斗の先のようなメインロケットノズルの付いた支援船、支援船の上にあり高さのない三角錐の頂点を鈍角にしたような司令船、そして4本の脚を備えた月着陸船。 司令船だけが地球の大洋に着水、帰還する。爆発は支援船の側面で起こり、司令船の直下だったから最後まで司令船のシールドの破損が懸念されていた。酸素の漏出という、宇宙空間では考えたくもない事態に加え、帰還までの電力確保のため不要なスイッチは全て切られ、船内の温度は日本の冬くらいのひとケタ台、しかも深刻な水不足。クルーは寒さのためよく眠れず、加えて脱水症状寸前だった。 誘導、飛行力学、逆推進、電気系統・環境系統、計器および通信など、細分化された管制担当官たちの間で何度となく議論が起き、時間のない中マニュアルの作成がなされ、声で伝達される。目線がどちらかというと管制側で、「宇宙兄弟」を思い起こさせる。 残り少ない時間、かかっているのはいま通信で話している者たちの人命、描き方がひどく冷静に感じられたことが、極限状況の深刻さを物語っている気がする。 なぜ有人の宇宙探査でなければならないのか、という大きな問い。国際的な宇宙、惑星探査競争の時代から、コスパと相まって宇宙開発のスピードは鈍化した。そしていま有人月探査、月面基地建設、さらには有人火星探査の機運が高まっている。 昨今の事例を見ても、宇宙については万全ということはなかなかない、というかトラブルは多い。人命を賭すにはリスクを見逃さない慎重さが重要。その一方でキュリオシティなど火星探査ローバーの画像などを見ると、手触り、気候、重力、風景、夜の光景など詳しいことを知りたくなってやはりワクワクしてしまう。 SF的観点で見れば、人類の宇宙史はまだ始まったばかり、という気もする。未来はどうなるんだろう^_^
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アポロ13号は、1969年7月にアポロ11号が世界で初めて人類を月に送り込んだ後、1970年4月に行われた、アポロ計画の3度目の有人月着陸計画である。搭乗員は、ジェイムズ・A・ラベル船長、ジョン・L・スワイガート・Jr司令船パイロット、フレッド・W・ヘイズ・Jr着陸船パイロットの...
アポロ13号は、1969年7月にアポロ11号が世界で初めて人類を月に送り込んだ後、1970年4月に行われた、アポロ計画の3度目の有人月着陸計画である。搭乗員は、ジェイムズ・A・ラベル船長、ジョン・L・スワイガート・Jr司令船パイロット、フレッド・W・ヘイズ・Jr着陸船パイロットの3名。発射から3日目、月に接近した地点で、電線のショートが原因で酸素タンクの爆発が起こり、2つあった酸素タンクが2つとも故障、3つあった燃料電池の2つが故障、2つあった電力供給ラインの1つが故障し、酸素、水、エネルギーの深刻な不足に見舞われることになった。想定を超える最悪の状態の中で、搭乗員3人とNASAの管制官達のギリギリかつ冷静な対応により、発射から7日目に無事地球に帰還を果たした。 本書は、その発射から帰還までの7日間を、ニューヨーカー誌のライター、ヘンリー・クーパー・Jrが描いたものである。 尚、本書は1998年出版で、現在絶版である。(私は新古書店で偶々入手した) 内容は、技術的なことにも適度に触れながら、ドラマティックな表現はあまりなく、私はジム・ラヴェル&ジェフリー・クルーガーの『失われた月(日本語版は『アポロ13』)』を原作とした映画「アポロ13」も見たが、ハリウッド映画お決まりのものとは一線を画する。ただ、淡々と描かれているがために、事実が一層リアルに伝わって来るような気もする。 本書から得られる示唆は多々あるが、私が最も強く感じたことは、訳者の立花隆もまえがきに書いている、本当の力と言うのは、想定通りに進んだときに何ができるかではなく、想定通りに進まなかったときに、どのようにリカバリーができるかに現れるものだということである。無論、失敗しないに越したことはなく、このような重大な結果を引き起こす可能性のあることに関しては尚更である。しかし、これだけのトラブルが起こっても、最低限のミッションを果たす(=生還する)というのは、本当の力がないと出来ないことだろう。その力がアメリカにあって、日本にはない(少なくとも、当時は)と言いたいわけではないのだが、物事の本質とはそういうものと、改めて感じるのである。 多くの人が知っておいていい、貴重な記録と言えるだろう。 (2024年1月了)
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