猟死の果て

西澤保彦(著者)

• 販売会社／発売会社: 立風書房/
• 発売年月日: 1998/07/10
• JAN: 9784651660783

商品レビュー

2019/10/05

フェチに自己愛強い若者に…。現代社会の嫌な縮図を見せられるような胸くそ悪い展開。でも、いるわ～、こういう人。個人的には、死者の下着をネコババしようとすっとぼけるじいさんが、なんか好き。
推理は筋が通って、最後の締めまで飽きることなく読ませてくれる。

2010/01/16

自己中、自分勝手な人間が増えている、というのは現代の事実。それを凝縮して拡大したのが、この作品に登場する人物像だと言えるかもしれない。とにかく「どいつもこいつも……」としか言えない事態じゃ（苦笑）。「真面目にやられろ」には参った。

2007/01/30

・遠慮なく人が殺されていく…。登場人物が多いので把握するのに手間取りました（覚えるの苦手）。さすが、ラストは見事でした。ぐんぐん読ませる様は見事です。