- 中古
- 書籍
- 書籍
坂口安吾全集(04)
定価 ¥7,260
¥3,960 定価より3,300円(45%)おトク
獲得ポイント36P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | 内容:咢堂小論. ほか43編 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1998/05/22 |
JAN | 9784480710345 |
- 書籍
- 書籍
坂口安吾全集(04)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
坂口安吾全集(04)
¥3,960
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
堕落論 いつの時代も堕落してきたと書かれていると感じた。ただ偉大な破壊の下で運命に従順な人々だけは違っていた、その瞬間は・・・。ひるがえって思い起こすと、それも幻影にすぎなかったのではないかと逆説的だが回顧している。 最後の一段落が気に入らない。堕ちることについてまとめているこれらの文章は、人間の特性と、人の限界を示している。気に入らない理由は、まさに正鵠を得ていると感じるからだろう。人間は生き考える中で多くの自由を失っている。また人は時間をへるにつれ世俗にまみれ、時間と共に自由を回顧する。 天皇制や武士制度など多くの視点から見れる点が面白いと思った。そうか~堕ちていくのか~と感じた。 白痴 男は燃え盛る道を白痴の女と逃げまどい、一息ついた先で、何をたよりに生きるのだろうと独りごちる。寒さは自身の心境とシンクロしているが、それでも朝はやってくるという事実が寒さとという感覚で現実を思い知らされる。難しい本だと感じた。
Posted by