1,800円以上の注文で送料無料

旅する石工の伝説
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

旅する石工の伝説

松谷健二(著者)

追加する に追加する

旅する石工の伝説

定価 ¥1,540

715 定価より825円(53%)おトク

獲得ポイント6P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1998/03/20
JAN 9784104225019

旅する石工の伝説

¥715

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2009/07/13

11世紀の中世ドイツ。辺境に生まれた才能ある石工の若者の淡い恋と修行の旅の物語。初恋の高貴な女性の面影を胸に秘め、はるばるローマへ旅をして修行をし、帰途はフランスに立ち寄って更に腕を磨き、20年の年月を経て彼は故郷に帰る。故郷で彼は永遠の女性、ウータ妃の彫像を精魂込めて大聖堂に彫...

11世紀の中世ドイツ。辺境に生まれた才能ある石工の若者の淡い恋と修行の旅の物語。初恋の高貴な女性の面影を胸に秘め、はるばるローマへ旅をして修行をし、帰途はフランスに立ち寄って更に腕を磨き、20年の年月を経て彼は故郷に帰る。故郷で彼は永遠の女性、ウータ妃の彫像を精魂込めて大聖堂に彫り込んでいく。案外淡々としたお話なのだが、主人公が旅の途中で出会う様々な人との出会いと別れ、いろいろ立ち寄る中世の街にとても引き込まれた。スペインのサラマンカへと去った老僧が私は好きだ(笑) 歴史書もいいが、一つの彫像とそれを作った石工の伝説を物語りとして静かに紐解いていくのも悪くない。中世の名もない庶民達の暮らしを知るようで楽しかった。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す