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私説三国志 天の華・地の風(1)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光風社出版/成美堂出版 |
発売年月日 | 1998/05/15 |
JAN | 9784415087276 |
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私説三国志 天の華・地の風(1)
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商品レビュー
4.2
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
言わずと知れた江森三国志。美麗な挿絵が見たくて、復刊版ではない方を選択。数年ぶりの再読である。人目を気にしながらちまちま読むのが勿体なくて、でも気になるから続きを読みたくて、そんなことをしていたらなんとも勿体ない読み方をしてしまった。ああ、これは一気読みしたかった。 本家三国志も有名な横山三国志も読んだことはなく、三国志と名売っているものを読むのは本書が初めて。周愈と孔明の身体の関係から始まり、敵対する立場となり、ああもう、言葉じゃ言い尽くせない!昼は淑女、夜は娼婦をそのままいく孔明は男の理想だよなぁと思う。ままならぬ想い、とくと身に浸れ。初出が昭和の終わりと25年近く前だが、今でも十二分に読むのに耐えられる。これぞジュネ。
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あの小説Juneに連載されていた、その筋では有名な、耽美、男色をモチーフに書かれた三国志である。近頃ハヤリのBLではなく、あくまで「耽美」な「男色」。高校時代、「風と樹の詩」にどっぷりはまった耽美系漫画家志望の友人が薦めてくれて、「なんか、スゲー…」とか言いながら、毎月小June...
あの小説Juneに連載されていた、その筋では有名な、耽美、男色をモチーフに書かれた三国志である。近頃ハヤリのBLではなく、あくまで「耽美」な「男色」。高校時代、「風と樹の詩」にどっぷりはまった耽美系漫画家志望の友人が薦めてくれて、「なんか、スゲー…」とか言いながら、毎月小Juneを立ち読みしていた。主人公は諸葛亮であるが、不幸な生い立ちを背負った(あの時代、どんな形であれ不幸を背負ってなかった人はほとんどいないと思うけど…)人間離れした美形として描かれている。その彼が美貌を武器に策を弄したり、美貌ゆえに弄ばれたり…特に、美周郎との絡みでは、こいつら、オフィスラブの合間に仕事してるんじゃ…と呆れた記憶が。いろいろ驚かされたわりに具体的な内容はほとんど覚えていないのだが、ひたすらドロドロと暗いというか、主要人物全てが痛ましかった印象がある。 当時の三国志の同人では、この本の影響かどうか、諸葛亮は基本、美形で描かれるのが常だった。天邪鬼なワタシは、どうもそれがむずがゆくて、敢えてむさ苦しく汗臭い、豪傑な諸葛亮を描いていたのだが、とあるイベントで美しい諸葛亮のファンから喧嘩を売られそうになったことがある。恐かった。
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小説JUNEに連載された歴史小説。 女性ならではの独自の視点から書かれた世界は眼を覆いたくなるほどの愛憎に溢れている一方で、膨大な歴史的知識がそれを確かなものにしています。現在復刻されていますが、個人的には絶版になった光風社出版から出たほうがオススメです。小林さんの美しい挿絵が必...
小説JUNEに連載された歴史小説。 女性ならではの独自の視点から書かれた世界は眼を覆いたくなるほどの愛憎に溢れている一方で、膨大な歴史的知識がそれを確かなものにしています。現在復刻されていますが、個人的には絶版になった光風社出版から出たほうがオススメです。小林さんの美しい挿絵が必見。
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