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旅の終わりの音楽 クレスト・ブックス
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旅の終わりの音楽 クレスト・ブックス

エリック・フォスネス・ハンセン(著者), 村松潔(訳者)

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旅の終わりの音楽 クレスト・ブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1998/05/30
JAN 9784105900021

旅の終わりの音楽

¥1,540

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2021/07/21

沈むタイタニック号で最後まで演奏を続けたバンドメンバーを書いた物語。 ただし実在の人物ではなく、全て作者の創作したキャラクターであり、タイタニック号が沈みゆく中での描写はラスト数十ページに過ぎない。 この本の大半は、出自も生い立ちもバラバラな彼らの人生が、一つの船の上で交錯する...

沈むタイタニック号で最後まで演奏を続けたバンドメンバーを書いた物語。 ただし実在の人物ではなく、全て作者の創作したキャラクターであり、タイタニック号が沈みゆく中での描写はラスト数十ページに過ぎない。 この本の大半は、出自も生い立ちもバラバラな彼らの人生が、一つの船の上で交錯するに至るまでを描いたものである。読者は彼らの人生の終わりがどうなるかを知った上で、読み進めることになる。 分厚さにたじろいでずっと積読していたけれど、いつのまにかロードムービーを眺めるように彼らの最後にたどり着いていた。 訳者のあとがきが素晴らしかったので、感想の代わりにしたい。 p589 『ここで語られている物語はすべて夢破れて深く傷ついた男たちの物語であり、しかも彼らは偶然タイタニック号に乗り込んで悲劇的な結末を迎えることになるのだが、この小説のなかを流れる時間は重苦しくも陰惨でもなく、むしろ一種の爽やかさが、懐かしさのようなものが感じられる。 たとえ人生に挫折しても、そしてーーあらゆる人生がそうなのだがーー最後には確実な死が待っているとしても、いや、それだからこそ、きらりと光る瞬間が、引き戻せない人生の時間がどくどく脈打っている瞬間が、このうえなく貴重な宝石のように感じられるかもしれない。』

Posted by ブクログ

2015/05/28

新潮クレストのたぶん創刊ラインナップ、その中でも一番売れてた気がする。まだタイタニックブームもちょっと引きずってた頃やったかな。そのうち読もう、文庫落ちしたら読もうと思ってたら文庫落ちしないまま出版社品切れてたのを古本で発見。 沈んでいくタイタニックの中で最後まで演奏してた楽団の...

新潮クレストのたぶん創刊ラインナップ、その中でも一番売れてた気がする。まだタイタニックブームもちょっと引きずってた頃やったかな。そのうち読もう、文庫落ちしたら読もうと思ってたら文庫落ちしないまま出版社品切れてたのを古本で発見。 沈んでいくタイタニックの中で最後まで演奏してた楽団の話は聞いたことあって、てっきりその最後の演奏の話かと思って読んでたら、楽団員各々が楽団にたどり着くまでの話やった。「旅の終わりの音楽」の話やなくて「旅の終わりの音楽に至るまで」の話。タイトルにやや偽りアリかな。 で、楽団員各々の話、けっこう読みでもあっておもしろいんだけど、基本的に当時のヨーロッパの状況にかぶせるような没落していく物語で、ちょっとかぶり気味なところもあったり。 こちらの勝手な思い込みではあるんだけど、最後の航海、最後の演奏の部分をもっと読みたい、ってのは正直残るなぁ。

Posted by ブクログ

2013/06/12

かなり前ですが、村上春樹さんがどこかで勧めてくれていて読みました。 ノルウェーの作家による、タイタニック号で演奏していた楽士たちひとりひとりの人生にスポットを当てた物語。 彼ら全員の人生は、この船に乗り合わせたことで同時に終わってしまうことを読者は知っているわけで…、最後のページ...

かなり前ですが、村上春樹さんがどこかで勧めてくれていて読みました。 ノルウェーの作家による、タイタニック号で演奏していた楽士たちひとりひとりの人生にスポットを当てた物語。 彼ら全員の人生は、この船に乗り合わせたことで同時に終わってしまうことを読者は知っているわけで…、最後のページを読み終えた時の切なさは今でもよく覚えています。

Posted by ブクログ

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