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最後のストライク 津田恒美と生きた2年3カ月 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎/ |
発売年月日 | 1998/06/10 |
JAN | 9784877286071 |
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商品レビュー
4.5
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
達川が書いた(しゃべった?)あとがきがよかった。バッターがストレートを待っていることがわかっていても、それでもストレートを投げさせたくなる。そういうピッチャーだったと。
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広島カープの投手で、若くして亡くなった津田恒美さんの妻が書いた話。内容としては闘病のことが多く、病院の治療内容や医療者の対応に対する思いなども伺える。でも、印象に残ったのはお二人の出会いの場面。恥ずかしくて自分で電話をかけられずに先輩に電話をかけてもらう、なんとも情けない印象がプ...
広島カープの投手で、若くして亡くなった津田恒美さんの妻が書いた話。内容としては闘病のことが多く、病院の治療内容や医療者の対応に対する思いなども伺える。でも、印象に残ったのはお二人の出会いの場面。恥ずかしくて自分で電話をかけられずに先輩に電話をかけてもらう、なんとも情けない印象がプロ野球選手とは思えずほほえましかった。あまり野球には詳しくない奥様の手記なので、野球のことはあまり多く出てこない。どちらかというと、食事療法を取り入れて最後まで希望を捨てずに津田さんに寄り添う姿勢が描かれていた。治る見込みのない病気になった時、やはり家族は最後まで希望を捨てられないし、その気持ちを理解して一緒に走ってもらえる医療者を求めているんだなと感じた。
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最後まで読むのが辛い本だった。壮絶と言っていい闘病記である。津田投手は同じ県の出身で、学年も2つしか違わないし、隣県に拠点を置く広島カープという球団で活躍した、と何かしら親近感を覚える選手だ。 こういう闘病記は何冊も読んだことがあるが、どうしても治療で入院した病院の話が出てくる...
最後まで読むのが辛い本だった。壮絶と言っていい闘病記である。津田投手は同じ県の出身で、学年も2つしか違わないし、隣県に拠点を置く広島カープという球団で活躍した、と何かしら親近感を覚える選手だ。 こういう闘病記は何冊も読んだことがあるが、どうしても治療で入院した病院の話が出てくることが多い。病院で働いている医療関係者の方がこういった本を読まれることはどのくらいあるのだろうか。病院と患者の関係というのは本当に難しいと思う。特に最後のステージになればなるほど、本人のみならず、残される家族の気持ちや感情をどう扱うかは、非常にセンシティブな問題だろう。 自分が同じくがんでのべ2ヶ月近く入院した際には、幸いにして、とてもよい治療が受けられたと思う。医師や看護師の皆さんは本当に献身的で、休むことなく、いつも患者を明るく力づけておられて、ほんとうに頭が下がる思いをした。 考えてみると、しかし、これからはさらに高齢化が進むと、患者の数に対して医療従事者の数はさらに逼迫した状況になっていくだろう。一人一人の患者の事情に合わせた、きめ細かいケアをしていくことが、時間的制約によって難しくなっていくのは想像に難くない。まだ自分はラッキーだったのかも知れない。 人が健康であること、それについてとても重く考えざるを得ない。 さて、自分もまたがんの再発、転移の高い可能性を身の内に抱える一人として、この本を読んでいる間、自分にとっての最悪のケースをもちろん想像してしまう時もあった。そういうときは、途中で読むのをやめてしまおうかと思うこともあった。 しかし、この本には、奥様が津田投手を力を振り絞って支え続ける日々の中で、どういうことを思ったり、考えていたかもよく書かれている。患者も大変だが、それと同じかそれ以上に家族や近しい人たちも大変なのだ、ということもよく分かった。自分は、そういう人たちの気持ちについて、そこまで深く考えたことがあるか、と気づかされたように思う。 自分の未来をちょっと悲観して、凹んだ瞬間もあったが、読んでよかったな、と思う。
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