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ホック氏の異郷の冒険 日本推理作家協会賞受賞作全集 44 双葉文庫
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ホック氏の異郷の冒険 日本推理作家協会賞受賞作全集 44 双葉文庫

加納一朗(著者)

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ホック氏の異郷の冒険 日本推理作家協会賞受賞作全集 44 双葉文庫

定価 ¥639

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社/
発売年月日 1998/11/15
JAN 9784575658415

ホック氏の異郷の冒険

¥605

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2020/02/29

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2013/02/post-ca8b.html

Posted by ブクログ

2013/05/05

シャーロック・ホームズの優れたパスティシュです。『最後の事件』で消息をたったホームズが日本に立ち寄ったという設定になっています。ワトソン役に日本の医師を配し、ホームズらしい推理の冴えを見せてくれます。

Posted by ブクログ

2012/12/24

痛快冒険活劇風ミステリ。欧化政策と国粋主義のはざまで揺れ動く明治時代の東京を舞台に、何者かによって盗まれた秘密文書のゆくえをめぐりイギリス人の探偵サミュエル・ホック氏(S・H氏)と医者の榎元信のふたりが協力して秘密の捜査に乗り出すという話。 幾多の障壁に行く手を阻まれながらも、...

痛快冒険活劇風ミステリ。欧化政策と国粋主義のはざまで揺れ動く明治時代の東京を舞台に、何者かによって盗まれた秘密文書のゆくえをめぐりイギリス人の探偵サミュエル・ホック氏(S・H氏)と医者の榎元信のふたりが協力して秘密の捜査に乗り出すという話。 幾多の障壁に行く手を阻まれながらも、西洋の知性と東洋の知性とが互いに補い合いながら事件の核心へと近づいてゆく、その様がなんといっても楽しい。また、大物政治家や男爵夫人、見世物小屋の人々、歌舞伎役者、壮士、警官、芸者などさまざまな「人種」が入り乱れて事件をややこしくしているのも、文明開化直後の東京の、そのメルティングポット的な様相を伝えるようで刺激的。 たまたま蔵の中から発見された、曾祖父の手記とも創作ともつかない文章をひ孫である「私」が現代語訳するという趣向が、読み手にほろ苦さを感じさせるエピローグで生きてくる。個人的には、いつも肝心なところで…… な梶原刑事がツボ。

Posted by ブクログ