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介護のあのとき 嫁、妻、女優の狭間で マイ・ブック
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介護のあのとき 嫁、妻、女優の狭間で マイ・ブック

南田洋子(著者)

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介護のあのとき 嫁、妻、女優の狭間で マイ・ブック

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文化創作出版/
発売年月日 1998/04/10
JAN 9784893871640

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商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2010/10/30

個人的には介護を受けているとして知った方が以前、介護をどのように考え行ってきたのかやはり気になるところ。周りや状況を前向きにとらえる心情には尊敬してしまう。強く賢く慈悲深く、本当の良妻だと思ったら、あとがきでは少女のようにも感じさせて、尊敬と可愛らしさが入り混じった気持ちで何だか...

個人的には介護を受けているとして知った方が以前、介護をどのように考え行ってきたのかやはり気になるところ。周りや状況を前向きにとらえる心情には尊敬してしまう。強く賢く慈悲深く、本当の良妻だと思ったら、あとがきでは少女のようにも感じさせて、尊敬と可愛らしさが入り混じった気持ちで何だか泣いてしまった。

Posted by ブクログ

2010/01/09

うかつにも、この本の存在をまったく知りませんでした。 ご存知のように長門裕之の奥さまで、昨年の10月21日に76歳で亡くなりましたが、映画や写真で見る若い頃の彼女は、とても美しくてまぶしいくらい颯爽たる名女優でしたから、往年のファンの方には、テレビ画面のアルツハイマー病を患った...

うかつにも、この本の存在をまったく知りませんでした。 ご存知のように長門裕之の奥さまで、昨年の10月21日に76歳で亡くなりましたが、映画や写真で見る若い頃の彼女は、とても美しくてまぶしいくらい颯爽たる名女優でしたから、往年のファンの方には、テレビ画面のアルツハイマー病を患った姿は老醜をさらす悲しい出来事と受け止められたかも知れませんが、それも含めて美醜まるごとさらけ出すのが私の流儀、みたいなところが彼女にはあったと推測されます。 その前に、この本は、なんと彼女自身が寝たきりの義父の介護を経験して、自らも老いにむかっていることを自覚して、それもこれも書き綴った貴重なエッセイで、この体験この本があったからこそ長門裕之の献身的な介護が生まれたのかもしれません。 彼女は、2004年頃から認知症の兆候が出てセリフが覚えられなくなり、ついには2006年に女優廃業宣言をしたのですが、誘われて2006年のドラマ『戦国自衛隊』に出たり、2007年には映画『ひいろ』に出演しましたが、どう贔屓目にみても見るも無残な老躯としか言いようがなく、私は思わず目を伏せてしまい、とてもまともに見ることができませんでした。 美しい頃を知っているからこその反応ですが、スグふと気付きました。なんと私も、ここまで現代の若者文化・志向偏重の美意識しか持ち合わせていない、悪しき常識に侵されていることか、ということです。 老境の皺やヨボヨボやフラフラ(すいません、極端に言ってます)を、見苦しいとか醜いとか感じるのは、まだまだ修行が足りません。それこそ私も貴方も、いづれ必ず訪れる人間の宿命、いや到達点なのですから。 それは、けっして老醜ではなく、老境の権利というか燻銀のような味というか、そういう認識を私は持ちたいと思っています。 経済的な理由、とかなんとか噂されたりささやかれていますが、そんなことはともかく、私は、彼女は亡くなる寸前まで見事な女優だった、人間の美醜を余すところなく演じた絶妙なる名優だったと称えたいと思います。 思わず長くなりました、本命は生涯の伴侶だった長門裕之の方でした。長門裕之は、76年前の1934年1月10日京都市中京区で生まれました。 ・・・中断します。あと、まだ続けなくちゃ叱られますね、この2行じゃあ。

Posted by ブクログ

2009/05/13

内容(「MARC」データベースより) 老いを看取った自分と、老いに向かっていく自分。寝たきりの養父を介護しながら、女優として毎日のようにTVに出ていた日々から二十数年が過ぎ、自分が養父と同年代にさしかかっている…。介護の日々と胸の裡を赤裸々に綴る。

Posted by ブクログ

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