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英語の誤訳 開国が生んだ言葉の誤解 丸善ライブラリー

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 丸善/ |
発売年月日 | 1998/10/20 |
JAN | 9784621052785 |
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英語の誤訳
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
苦労が偲ばれる
翻訳というより、新しい概念の言葉を作る過程が興味深い。日本語化することで、元の意味と異なってしまう事はありがちだが、昨今のようにそのまま、カタカナにするのもどうかと思う。 筆者が菅直人元総理の大臣時代の言動を肯定しているが、正にその通り。一般人の立場に身を寄せた行動で筆者の言う...
翻訳というより、新しい概念の言葉を作る過程が興味深い。日本語化することで、元の意味と異なってしまう事はありがちだが、昨今のようにそのまま、カタカナにするのもどうかと思う。 筆者が菅直人元総理の大臣時代の言動を肯定しているが、正にその通り。一般人の立場に身を寄せた行動で筆者の言う通り評価に値する。 新型コロナ対策で無策ぶりを曝け出している安部・菅・岸田自公政権と比べても菅直人政権は一生懸命行っていた。大震災当時、今の政権だったと想像すると怖くなる。 読んで損はない、当時の苦労とその後の誤解が分かる本です。
さわら
日本人の中で認識が歪んでいる、欧米生まれの概念についての本。responsibleは「責任感がある」というより「応答力がある」というべき、という話は今の自分には耳が痛くてヴッてなった。読んでよかった
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「やはり、戦争は負けない方がよかった」と思った。 そう思ったので、つまらない本だが我慢して最後まで読むことにした。負けることでどれだけ人の考え方が卑屈になってしまうのかを肝に銘じるために。 この本は(そういう体裁はとっているが)英語の本ではなく、英単語をネタにして、日本のここが...
「やはり、戦争は負けない方がよかった」と思った。 そう思ったので、つまらない本だが我慢して最後まで読むことにした。負けることでどれだけ人の考え方が卑屈になってしまうのかを肝に銘じるために。 この本は(そういう体裁はとっているが)英語の本ではなく、英単語をネタにして、日本のここがダメだ、あそこがダメだ、と文句をたれる本だった。 この手の「欧米は素晴らしくて、日本はダメ」という考え方の本を読むと、本当に暗い気持ちになる。自分の国を悪く言うことが「良識的」であるように思っている人たちが、まだいるのだ。 そんなふうだから、「日本」に反対することをなんでもかっこいいと思ってしまうのだろう・・・。菅直人が薬害エイズで謝罪したことを「さわやか」と書いてしまっているのには驚いた。こういう、よく言えばお人よしな人たちが、日本の混乱と停滞を招いているように思えてならない。この人、この本の出版から十年少したって、この人が言うところの「さわやか」で「responsible」な菅直人がさらした失態を見てどう思ったのかな。きっと、何も思わなかったんだろうな・・・。こういう人に限って、前に言ったことをすっかり忘れているものなのだ。
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