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核家族から単家族へ 丸善ライブラリー229
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核家族から単家族へ 丸善ライブラリー229

匠雅音(著者)

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核家族から単家族へ 丸善ライブラリー229

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 丸善/
発売年月日 1997/04/20
JAN 9784621052297

核家族から単家族へ

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商品レビュー

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2017/10/19

 農耕社会から工業社会へ移る際に大家族は核家族へと解体され、今また情報社会へ変貌を遂げる中、核家族は単家族へと細分化される。  ……というのが著者の主張であり、大筋としては間違っていないようには思うのだが、細部において「それホント?」と首をかしげる部分もある。そもそも著者は社会...

 農耕社会から工業社会へ移る際に大家族は核家族へと解体され、今また情報社会へ変貌を遂げる中、核家族は単家族へと細分化される。  ……というのが著者の主張であり、大筋としては間違っていないようには思うのだが、細部において「それホント?」と首をかしげる部分もある。そもそも著者は社会学者でも人口学者でもなく、本業は建築家である。長年の経験と多くの読書暦を通じて得た知見ではあると思うのだが、学術的エビデンスという意味では若干物足りない部分もある。  本書については学術書というよりは、エッセイ、随筆のようなものと捕らえるのがよい気がする。  その前提を踏まえて読めばなるほど納得賛同できる部分は少なくなく、なかなか興味深い本書である。  現代は個人の権利が尊重されるようになり、夫も妻もそれぞれ個としての権利を持つ。単家族は権利を持った個人が寄り集まっている状態なので、必ずしも終生連れ添う必要もない。離婚してもいいし、子供がいれば単親でも余裕を持って育てられるようになるべきだ、というのはいわゆるフェミニスト的発想というか、女性も独立して生存できるためには必要な環境整備なのである。  そんな風に著者の個人的な思想であるよという風体にしてくれたらもっとすんなりと読めそうな気はするのだが、どうにも断定的というか、学術的な雰囲気を漂わせている所があり受け止め方に癖があるような気もする。

Posted by ブクログ

2008/09/19

建築家でもある匠雅音さんからいただきました。ご紹介いただいたのは草薙實さんです。草薙さんは一九六〇年代にベストセラーになった『愛すれど命悲しく』などの著者で、私が知り合った時にはアイヌ(シャクシャインの末裔だと本人は言っている)の思想家(アジテーターかな)だった。現在は闘病中だが...

建築家でもある匠雅音さんからいただきました。ご紹介いただいたのは草薙實さんです。草薙さんは一九六〇年代にベストセラーになった『愛すれど命悲しく』などの著者で、私が知り合った時にはアイヌ(シャクシャインの末裔だと本人は言っている)の思想家(アジテーターかな)だった。現在は闘病中だが気合は往事と変わらない。

Posted by ブクログ