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本の運命
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1997/04/10 |
JAN | 9784163528205 |
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商品レビュー
3.5
16件のお客様レビュー
女優の上白石萌音さんが紹介していたのを見て読んでみようと図書館で借りた1冊。 これ、とっても面白かった。 読書についてのエッセイで、幼いころからの読書遍歴だったり、本の購入についてだったり、本についての思いだったりが細かに書かれていた。 きっと本好きな方ならわかる!と思うことが...
女優の上白石萌音さんが紹介していたのを見て読んでみようと図書館で借りた1冊。 これ、とっても面白かった。 読書についてのエッセイで、幼いころからの読書遍歴だったり、本の購入についてだったり、本についての思いだったりが細かに書かれていた。 きっと本好きな方ならわかる!と思うことが多々書かれたエッセイだと思う。 読書相談員という仕事柄か「子供を本好きにするには」の巻は特に共感。 子供の本離れは大人の問題、本離れの原因のひとつは本の「感想文」では?いうところは同感。 本好きな方にぜひ読んで欲しいエッセイ。 本は絶対になくならない、という井上ひさしさんの言葉が印象的だった。
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積読だった本。本関係の本を読んでいたので,本棚から取り出して読んでみた。 井上さんの家には13万冊あまりの本があったらしい。今では,それを地元の図書館に寄附したようだ。本には感想を書いたり,気づいたことを書きこんだり,線を引いたりしてあるようだ。もう,古本屋に売るつもりはない...
積読だった本。本関係の本を読んでいたので,本棚から取り出して読んでみた。 井上さんの家には13万冊あまりの本があったらしい。今では,それを地元の図書館に寄附したようだ。本には感想を書いたり,気づいたことを書きこんだり,線を引いたりしてあるようだ。もう,古本屋に売るつもりはないから,徹底的に本とつきあっている。 わたしは,これまで,後で古本で売るつもりの本と,ずっと持っているつもりの本を分けてきた。だから,全集でも線を引いてやるやつもあれば,新品同然のものもある。退職してからは,毎月,図書館を利用しているので,まず,図書館で借りることが多くなった。そして〈読んでおもしろかった本は購入する〉という二重読書生活をしているのだが,これが身の程にあってきたような気がする。そうして買った本は,何度も開いて読むことになる。ドンドン汚れても大丈夫。 古本屋周りが好きなのもわたしと同じ。ただ,わたしは田舎なので,神田に出かけるわけにはいかない。が,金沢の加能屋さんには,ずいぶんとお世話になってきた。行きつけの…とまではいかないけれども。 人生を変えた本の話もたのしい。人にはそれぞれ,そういう本がある…というか,そういう本がある人が,おそらく本の世界にのめり込んでいくんだろうと思う。 一ヶ月の本代が,トンデモない井上さん。それは彼が創造者だから仕方ない。 考えてみると,わたしの本代だって,恐らく相当にのぼっているはず。 本好きの人は,楽しんで読める本です。それにしても,なんで離婚したのかなあ。家にありすぎる本が原因でなければいいが…。もしそうなら,わたしも危ない…。
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本好きがゆえの昔のいたずら話に笑わされ、本の今後の発展を願う気持ち、後世の子たちに伝えたい本の話に胸を打たれる。
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