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天智帝をめぐる七人 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1997/05/10 |
JAN | 9784167224233 |
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天智帝をめぐる七人
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天智帝をめぐる七人
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
意外と日本書紀に忠実に書いているが、虚構でもいいからドラマをもっと盛り込んでほしいなあ 間人皇后が一時天皇だったというのもなんだかなあ ハラタワケをして神=天皇になれなかった中大兄皇子 (同父同母の妹、間人皇女と通じた) それは有名だけど、中天皇=間人皇后で、九州で廃人になった...
意外と日本書紀に忠実に書いているが、虚構でもいいからドラマをもっと盛り込んでほしいなあ 間人皇后が一時天皇だったというのもなんだかなあ ハラタワケをして神=天皇になれなかった中大兄皇子 (同父同母の妹、間人皇女と通じた) それは有名だけど、中天皇=間人皇后で、九州で廃人になったのを情緒的理由で天皇にしてあげる兄心かあ 国家の危機にそんなことするわけがないだろ!
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今ちょうどやる夫大海人皇子を読んでいるのでそのキャラに脳内置換されてしまうので、いまいちこの本とはまらないでいる。特に魔王さららたんに対して冷たいじゃないかと理不尽なことを思ってしまっている。 キャラはともかく、この小説の中の説明的なセリフと現代的な思考が目についてしまうところは...
今ちょうどやる夫大海人皇子を読んでいるのでそのキャラに脳内置換されてしまうので、いまいちこの本とはまらないでいる。特に魔王さららたんに対して冷たいじゃないかと理不尽なことを思ってしまっている。 キャラはともかく、この小説の中の説明的なセリフと現代的な思考が目についてしまうところはある。これは決してこの小説が稚拙なわけではないし、むしろ逆なのだが、小説とやる夫の表現形式の違いだ。表現そのものの改革者としてのやる夫はもっと注目されるべきだと思うなあ。やる夫そのものは下火だけど、最近のやつのレベルはすごいよ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「天智帝をめぐる七人」とは、 軽皇子、有間皇子、額田女王、常陸郎女、鏡女王、中臣鎌足、鵜野皇女の七人。 時の流れに沿って 七人それぞれの人生が描かれるなかで、 歴史の渦の中心にいた 「天智帝」の姿が 浮かび上がってくる。 個人的には、「常陸郎女」や「鏡女王」といった、あまり歴史の表舞台には出て来ない人物にスポットが当てられているのが嬉しいところ。 この小説の中では、天智帝と同母妹・間人皇女との禁断の愛が重要な要素として描かれていますが、(←天智帝が数度即位を見送ったことと、額田女王を弟の大海人皇子から奪うことになる理由として)、間人皇女の立場から描かれた天智帝像は残念ながらありません。 そのせいか、この小説の天智帝は 前半かなり冷酷非情な印象です。 鎌足の章まで読んで、はじめて 少し甘えたような表情を見せ、おや?と思いました。心許した人にだけ見せる顔を、もうちょっと読みたかったかな。
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