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殺人バグを追え
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BP出版センター |
発売年月日 | 1997/03/24 |
JAN | 9784822240691 |
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殺人バグを追え
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一見、おどろおどろしい表紙のこの本、タイトルもなんだかサスペンスっぽくフィクションかと思いきや、米国「サイエンス・ニュース」誌の数学・物理関連のライターである筆者がジェット機墜落や、放射線治療機器の過剰照射などのバグについて膨大な取材を重ねて書いたドキュメンタリーでした。 ミル...
一見、おどろおどろしい表紙のこの本、タイトルもなんだかサスペンスっぽくフィクションかと思いきや、米国「サイエンス・ニュース」誌の数学・物理関連のライターである筆者がジェット機墜落や、放射線治療機器の過剰照射などのバグについて膨大な取材を重ねて書いたドキュメンタリーでした。 ミルズへのインタビューなどもあってなかなか興味深かったです。 そして、それぞれの事故から色々なことを学んでいます。たとえば過剰照射については、 セラック25の事故から学ぶべきことは、個々のソフトのバグに注意しても、安全なシステムは作れないということだ。この事故の基本的な間違いは、ソフトウェア工学の手法がお粗末だったことと、安全確保をソフトに頼る機械を作ったことである。個々のコーディングのエラーより、ソフト全体の危険な設計の方が重大な問題である。 としています。 本書の最後の方に、ある次の文章には全く同意なのですが、今もって不十分と言わざるを得ません。 われわれは、顧客として、またユーザとして、コンピューターのしくみと、その能力の限界について知る必要がある。完璧なものは期待できないが、生命に直接かかわるシステムには、安全性の向上を求めるべきだ。また、品質の向上を求めないことが危険であるという認識をもち、コンピューター・システムに対して何をどれほど信用するべきなのか、かしこい選択と決定をする必要がある。 銀行、航空会社、スーパーマーケットなどの企業に対し、なぜコンピューターが誤作動したのか、なぜ間違いが起きたのか説明を求め、納得のいく回答を得る必要がある。問題がそのまま続いたり、こうした懸念が軽視されたときは、ほかの企業を選ぶ覚悟をするべきだ。 私たちは、失敗からもっとたくさんのことを学ぶことができるはずです。
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(2003.06.14読了)(2003.03.02購入) 「1986年4月11日、バーノン・キッドは顔側面の悪性腫瘍の治療を受けるために東テキサスの病院にいた。放射線の治療台に横になったキッドは、その瞬間、閃光を見たのと同時に、卵が焼けるようなジュッという音を聞いた。顔の片側が焼...
(2003.06.14読了)(2003.03.02購入) 「1986年4月11日、バーノン・キッドは顔側面の悪性腫瘍の治療を受けるために東テキサスの病院にいた。放射線の治療台に横になったキッドは、その瞬間、閃光を見たのと同時に、卵が焼けるようなジュッという音を聞いた。顔の片側が焼けるように痛んだ。3週間後、キッドは死亡した。解剖の結果、右の脳と脳幹に多量の放射線による損傷を受けていることがわかった。なぜ過剰照射が起きたのか。コンピューターの設計ミスか、操作ミスか。現代のコンピュータ社会に埋め込まれた爆弾―バグ―を追って、バグ・ハンターの執拗な調査が始まった。」(表紙の紹介文) 目次 序、バグ・ハント 第1章、隠れた危険 第2章、物いわぬ死 第3章、発電所の誤り 第4章、実験工場 第5章、時限爆弾 第6章、数字の間違い 第7章、絶対的な証明 第8章、人間のミス あとがき 「ジェット機墜落、ガン治療器の放射線過剰照射、西暦2000年の時限爆弾など、コンピュータの致命的バグによって引き起こされた八つの事件を追ったバグ・ハンターの熱きたたかい。」(amazonより) (2012年3月5日・記)
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