ダルメシアン 100と1ぴきの犬の物語

ドディースミス(著者), 熊谷鉱司(訳者)

• 販売会社／発売会社: 文溪堂/
• 発売年月日: 1997/03/01
• JAN: 9784894231795

商品レビュー

2023/12/16

娘一家がディズニーランドへ１泊旅行　送られてきた写真に１０１匹わんちゃんのグッズを身に着けていたのを見て、色々思い出し、映画もみて、原作を読んでみたくなった(^-^)
映画と原作は多少違うところもあるが、大体同じ。
附箋
・本当はイヌに飼われているのに、自分たちがイヌを飼っている、とかんちがいしています。
・パーディタ　この名はシェイクスピアの「冬物語」の登場人物からとったのよ、と説明しました。
・ぼくらの先祖は、乗合馬車や自家用馬車の後ろについて走るように訓練されていた
・イヌにとって、人間をかむことくらい大きな罪はない。痛みや怒りは消えるけれど、罪の意識は永久にのこる
・クルエラは、悪魔に近い女。でも、だからといって、殺してもいいものだろうか？いずれにしても、僕は自分の子どもたちに、人殺しの父親を持たせたくない。もしクルエラが子どもを襲ってきたら、ぼくはとびかかっていく。でも、冷酷な人殺しにはなりたくない。
・クリスマスの歌は、いつきいても美しい調べですが、さびしいときにきくと、ますます悲しくなるものです。
・訳者あとがきより　作中子犬たちが教会に入って、しばしの休息をとりますが、実はキリスト教では通常犬は教会に入ることを許されません。愛犬家である作者は、静かにすべてのものの幸せを願うクリスマス・イブに、あえて子犬たちを教会内で休ませることで、日頃寂しい思いをさせていたのを償ったのではないでしょうか。