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ターミナル・エクスペリメント ハヤカワSF
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ターミナル・エクスペリメント ハヤカワSF

ロバート・J.ソウヤー(著者), 内田昌之(訳者)

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ターミナル・エクスペリメント ハヤカワSF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1997/05/31
JAN 9784150111922

ターミナル・エクスペリメント

¥220

商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2010/05/28

医学、コンピュータシ…

医学、コンピュータシミュレーションでの脳のシミュレーションを駆使した話しであり、展開はミステリー&アクション。非常にサービス精神旺盛。ソウヤーの会心作。

文庫OFF

2021/06/21

まあまあだった。いや、面白くはあったんですが、私が求めているのは人間ドラマとかドキュメントじゃなくて、SF!スキャンされた人格の科学的な想像とか考察なんだ!と思ってた。とにかく寝取られた男が愛しい妻を思ってうだうだしている話が半分近くを占めて、もどかしかった。 魂の考察、胎児の魂...

まあまあだった。いや、面白くはあったんですが、私が求めているのは人間ドラマとかドキュメントじゃなくて、SF!スキャンされた人格の科学的な想像とか考察なんだ!と思ってた。とにかく寝取られた男が愛しい妻を思ってうだうだしている話が半分近くを占めて、もどかしかった。 魂の考察、胎児の魂のありかなど、ソウヤーは、「人間」の境界に、特に生殖の方面で大胆に踏み込んでいくなーと思った。それは面白い。 何が本物の人間なのか?父親の存在。魂は?ホルモンや肉体に左右されるのは人間ではないのか?不死性を持たせたシムは?魂波は何を示しているのか? p403 ほんもののピーターはどれなのだろう?毎朝ベッドから起きあがるときの、ものぐさで短気な男なのか?それとも、カフェインという薬が魔法のように作用したあとでオフィスに到着するときの、集中し、活力にあふれた男なのか? 刺激物と抑制物、阻害因子、男性ホルモンと女性ホルモンを取り去ったら、人間にはなにが残るのだろう?(略)そうした病がその人物の実体をあらわすわけではないー問題は魂なのだから。 自分をそのまま写しとったコントロール。新しい魅力的な連結、笑いを追い求めるスピリット。宇宙の続く限り学び続けるアンブロトス。 p432だが、いずれは克服できる。広漠たる関係においては、広漠たる人生においては、あんなことはささいな事件にすぎない。 p440 ピーターは、胸をどきどきさせながら、息を引き取るサンドラをじっと見つめて、魂波が部屋のなかを移動していくしるしを探しもとめた。 なにも見つからなかった。

Posted by ブクログ

2018/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そもそもの始まりは、臓器移植のための献体は本当に死んでいるのか?という疑問から始まり、主人公は人間から魂が抜けていく状況を観測できる機械を発明する。そして次は、自分の精神をコピーして死後の世界を追求しようとするのだが。。。 人の精神を取り出してコピーしてAI化するとどうなるかの部分や、嫁の父親が死んだからくりは納得できるのだが、嫁の同僚を殺した犯人と刑事を襲った犯人については描写不足かと。犯人が使った武器もそんなにSFチックな物である必要はあるのか? この物語が2011年という設定は無理すぎてどうでもいいが、全体に発想はよくてもいろいろ詰め込みすぎで消化不良なネタが多い感じ。

Posted by ブクログ

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