追憶の重さ ハーレクイン・ロマンスR1314

ミシェル・リード(著者), 小林町子(訳者)

• 販売会社／発売会社: ハーレクイン/洋販
• 発売年月日: 1997/04/20
• JAN: 9784833513142

商品レビュー

2011/03/08

☆3.8[more]メイドの娘が妊娠で田舎を追われデザイナーに。10年後母の病のため帰郷。隠し子あり文庫所有

2008/04/07

レベッカはジェイの屋敷の使用人の娘として生まれ、成長期を通してジェイとの仲が親密になった１６歳の夏、仕事でアメリカへ行くことになった彼と連絡が取れなくなり、その後身ごもったことを知るが母親からも拒絶され、故郷をあとにロンドンへ出る。デザインの才能を生かして今では高級ブランド「サラマンダー」という自分のブランドを持ち、息子も１０歳になり安定した日々を過ごしていた。
ある日自分を探す広告を新聞で見て、久々に連絡をとってみるとジェイがでて、母の病気を知らされる。状況がわからないまま一人で戻ったレベッカはジェイの出迎えを受け、身重の自分を捨てた彼から冷たい態度を取られるが、病床の母親を見舞うと涙ながらに謝罪され、罪悪感に苦しむ母を慰めるため、子供の存在を明かす。レベッカが心変わりしたと思い込んでいたジェイは、自分に息子がいると知るとすぐに息子に会わせるよう要求し、結婚を迫る。
ジェイに言われるまま結婚し一緒に住み始めるが、それでも彼に対する不審感を拭いきれないレベッカに・・。
ジェイを狙うライバル女に１０年前２人は仲を裂かれ、お互い相手に捨てられたと思いこんだまま再会、ヒーローメロメロなところが良い。