聖女伝説 エビータ 聖女伝説

ニコラスフレイザー(著者), マリサナヴァーロ(著者), 阿尾正子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 原書房/
• 発売年月日: 1997/01/20
• JAN: 9784562028870

商品レビュー

2015/10/12

'97.9図書館で借りて読了。
悪女と言う人もいれば聖女だと言う人もいる。困っている人を助けられる力を持っていたからそれを使った、と聞けば聖女。その力を男を利用して手に入れた、と聞けば悪女。でも亡くなって悲しむ人が多いのは功績があったからではないのか。

この本を読みはじめてすぐに、ダイアナ妃の訃報が入ってきた。その一週間後、そのダイアナ妃の葬儀の日にマザーテレサ死去のニュース。驚きの多い一週間だった。

2014/09/28

全く知らなかった。
読んで良かった。
アルゼンチンのイメージが変わった。
色々なものが入り組んでいるのだろうが、聖女伝説とは上手い事を言ったものだ。
サッカーが栄えているのも、女性が参政権を持っているのも、病院があるのも、功罪あるにせよエビータのお陰かと。
この本が書かれたのが1997年。
何か切なくなった。

2014/08/11

エビータは、肉体を武器に男を利用し、権力の座についた強欲な女と思われているが、私生児から女優、ペロンと出会いファーストレディと努力でつかんだ幸せであった。いつでも、アルゼンチンとペロンを愛していた。子宮がんになり33歳という若さで死んだ。