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モグラびと ニューヨーク地下生活者たち
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1997/01/24 |
JAN | 9784087732641 |
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モグラびと
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ニューヨークの地下には現在運航している地下鉄の他にも、使用され なくなった上下水・地下鉄・地下高速道路などのトンネルが多数存在 している。 そんなトンネルに住み着いたホームレスたちの姿と、彼等を取り 締まる警察官や地下生活者たちに絡む問題を取り上げたノンフィク ションである。 ...
ニューヨークの地下には現在運航している地下鉄の他にも、使用され なくなった上下水・地下鉄・地下高速道路などのトンネルが多数存在 している。 そんなトンネルに住み着いたホームレスたちの姿と、彼等を取り 締まる警察官や地下生活者たちに絡む問題を取り上げたノンフィク ションである。 トンネルに暮らす「モグラびと」は、ドラックやアルコールの問題を 抱えた人が非常に多い。そして、取材対象のほとんどが黒人である。 地上で仕事を持っているがトンネルを住処にしている者、地上の生活 とは一切の縁を切り地下だけで暮らす者、援助団体の助けを借りて地上 での生活に戻って行く者、ドラックやアルコールから抜け出す為の努力 をしながらも結局は再びトンネルでの生活に舞い戻って来る者…様々だ。 著者は白人の、しかも女性である。何層にも重なるトンネルの深くまで 潜入し、暗闇の中で突然声を掛けらた時の恐怖心を隠さずに記し、「モ グラびと」たちの語る境遇に真剣に耳を傾ける姿には好感が持てる。 ただ、取材の過程でトンネル内を案内してくれていたホームレスに誤解 され命を脅かされた結果、逃げるようにニューヨークを後にしているのが 残念と言えば残念か。 巨大都市・ニューヨークは、その地下深くにも人知れず住まう人たちの コミュニティを抱え込んでいる。
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ニューヨーク市地下に張り巡らされたトンネル網に生きる人々、通称「モグラびと」。地上で暮らす者には(興味をそそられても)理解し難い、理解したくない人々の記録。社会がもたらす様々な洗脳を取り払ってしまえば、彼らに通じる何かを私自身の中にも見出してしまう。
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地下に住む人々というと村上春樹「世界の終りと~」のやみくろを思い出した。だが、ニューヨークのモグラ人のほうがより人間的であり、それだけおぞましいものに思える。 足元にこれだけの(文字通りの)闇を抱えていると知ったら、普通に生活できるものだろうか? これは20年前の話だが、時代は変...
地下に住む人々というと村上春樹「世界の終りと~」のやみくろを思い出した。だが、ニューヨークのモグラ人のほうがより人間的であり、それだけおぞましいものに思える。 足元にこれだけの(文字通りの)闇を抱えていると知ったら、普通に生活できるものだろうか? これは20年前の話だが、時代は変わり、地下の人々はどうしたのだろうか。
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