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生きることの意味 青春篇(第1部) 少年の闇 ちくま文庫
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生きることの意味 青春篇(第1部) 少年の闇 ちくま文庫

高史明(著者)

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生きることの意味 青春篇(第1部) 少年の闇 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1997/01/23
JAN 9784480032515

生きることの意味 青春篇(第1部)

¥330

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

ひら仮名が多いために…

ひら仮名が多いために最初は読みにくかったですが、文体に慣れれば親しみが沸きます。映画パッチギでも話題になった在日朝鮮人の実態と、そこから導かれる生きる意味をも考えさせられます。

文庫OFF

2010/05/28

子供の純粋な心と、厳…

子供の純粋な心と、厳しい現実との相克がきちんと描かれている。

文庫OFF

2018/03/23

3部作の第1巻である本書では、著者が18歳になるまでの少年期について語られています。 在日コリアンとして終戦を迎え、混乱のなかで心のうちにひそむ暗い混沌にそそのかされて暴力へと走ってしまった、著者の若い頃を振り返っています。さらに、朝鮮学校に入学するも、そこでもみずからの居場所...

3部作の第1巻である本書では、著者が18歳になるまでの少年期について語られています。 在日コリアンとして終戦を迎え、混乱のなかで心のうちにひそむ暗い混沌にそそのかされて暴力へと走ってしまった、著者の若い頃を振り返っています。さらに、朝鮮学校に入学するも、そこでもみずからの居場所を見いだすことができず、うちに抱えた闇に苛まれつづける著者の苦悩が、後年の著者の眼を通して、また親鸞への信仰や石川啄木のことばにかさねられることで、静かに凝視されています。 むろん著者は在日コリアンという立場にあったことで、その振幅が多くの日本人よりも大きかったということはできるかもしれませんが、ここに描かれている著者自身の心の闇は、社会のなかに居場所をもつことのできない人びとにひとしくいえるような普遍性をもっているのではないかという気がします。

Posted by ブクログ

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