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最後の花時計
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1997/01/20 |
JAN | 9784163524702 |
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最後の花時計
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エッセイ?です。スラスラと読めました。 内容を見る限り、花時計という連載を著者は持っていて、それを本に纏めた作品のようです。 私は遠藤周作が描く小説の世界観が好き。そしてその世界観に近い思考や感情を持っているためか、スラスラ読めました。 好きだからこそ、突っ返えもなく読めたのです...
エッセイ?です。スラスラと読めました。 内容を見る限り、花時計という連載を著者は持っていて、それを本に纏めた作品のようです。 私は遠藤周作が描く小説の世界観が好き。そしてその世界観に近い思考や感情を持っているためか、スラスラ読めました。 好きだからこそ、突っ返えもなく読めたのですが、 元々の遠藤周作へ対する評価が高いからこそで、内容(この本)のよりけり関係なくこの本に対する評価は高いです。 遠藤周作が普段考えていることを覗けて良かったです。 その中で気になったのは「人間の二重性」 この内容は、通ずるものがあり唸りました。 「わたしは世界の中が、外見、平和で贅沢になればなるほど、人間のもっともすさんだ、暗いものが露出するものだと思っている」 この本が出た1997年以前の遠藤周作の言葉です。 いまの世界は、遠藤周作が危惧していた世界、そのままになってしまいました。 このエッセイには、古きよき日本の香りが立ち込める懐かしい本です。 わたしはまた読みたいと素直に思えます。
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