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人間らしい死にかた(上) 人生の最終章を考える 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 1997/09/04 |
JAN | 9784309461779 |
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人間らしい死にかた(上)
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人間らしい死にかた(上)
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
尊厳死という言葉が…
尊厳死という言葉があるように 人間らしく死にたいと考えている。そもそも死とはどの部分をさすのか 体が死んだら死なのか 意識 精神を失った時点で自分は死んでいるのか 非常にデリケートで難しい問題です
文庫OFF
この世を離れる直前には、描き続けた自分の姿を見たい。 他人の痛みを知ることも意味がある。 敢えてとんがってアゲインストの風を受けとめることも意味がある。 でもすべては、この瞬間に集約される。 もう私の決断、行動のあらゆることから“寛容”という甘えはきえた。 支えとなるのは“ヒトの...
この世を離れる直前には、描き続けた自分の姿を見たい。 他人の痛みを知ることも意味がある。 敢えてとんがってアゲインストの風を受けとめることも意味がある。 でもすべては、この瞬間に集約される。 もう私の決断、行動のあらゆることから“寛容”という甘えはきえた。 支えとなるのは“ヒトの誕生とともに備わった美意識のウヅキ”だ。 迷走している今、世の中においてこそ、この覚醒こそが眩しい。 大切な人の死の瞬間を繰り返し思い起こすことによって焼き付け、描いたこの工程は、いま歩いている現実を無力にするほどリアルだ。 『人生に意味など無い』と他人は云うし、そんな人生を生きている“存在の価値が不確かな私”でもあるけど、私という存在がヒトの過去から未来へつなぐ“時”を生きているのは確かなようだ。 だとしたら、そのはたらきに生命を捧げようじゃないか。 他人ではなく、自分の眼を信じて、、、。 うえの言葉は、ここ最近の読書と、自分の瞑想を交えて吐き出された言葉。 この本は、そのに至るひとつの現実的視点をくれた。 私が遭遇する、周囲の人達との永遠の別れは幸運にもほとんどが死の苦悩の時が短い。それだけに、それを受け止めるのに時間がかかるが、彼ら・彼女らのことを考えると、これがいかに貴重で、幸せであったかが分かる。 そして、この本はそれが臨床の現場に身をおく医師にとって羨望の的であることを多くの例を示しながら語ってくれている。 逆を言えば、生命あるときに有意義に過ごせということでもある。
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