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訪れる神々 神・鬼・モノ・異人
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訪れる神々 神・鬼・モノ・異人

諏訪春雄(編者), 川村湊(編者)

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訪れる神々 神・鬼・モノ・異人

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 雄山閣出版/
発売年月日 1997/09/20
JAN 9784639014669

訪れる神々

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2010/07/17

来訪神についてのシンポジウムの記録。討論の部ではいくつかのテーマについて意見が対立していて、興味深く読んだ。なぜ意見は分かれるのか? 数千年の間に、神のありようも人々の信仰心も大きく変化してきた。先史時代にさかのぼる神の祖形と仏教伝来以降の神は相当違う。対立する研究者たちは明らか...

来訪神についてのシンポジウムの記録。討論の部ではいくつかのテーマについて意見が対立していて、興味深く読んだ。なぜ意見は分かれるのか? 数千年の間に、神のありようも人々の信仰心も大きく変化してきた。先史時代にさかのぼる神の祖形と仏教伝来以降の神は相当違う。対立する研究者たちは明らかに、違う時点の神をイメージしているようだ。テーマが大きすぎるのではないか。 もうひとつ、見たところ研究者には二つのタイプがあって、それが見解の相違に大いに関わっているように思える。現代的で知的な感性で事象を解釈するタイプと、「じゃない方」である。現代的タイプは、イメージする神も現代に近い。「じゃない方」がイメージするのは、より古い神と信仰の姿である。 個人的に共感できるのは「じゃない方」。『畏敬の念』を持っている方、と言ってもいい。自らの力の及ばないものに対して古代人が感じていたに違いない畏怖、畏敬の気持ちを抜きに、神を考えることができようか、と思う。 なんにしても、民俗学と言うのはまだあまり熟していない学問分野のような気がした。まあこの本自体20年前のものなので、この間に長足の進歩を遂げている可能性もある。知りたいぞ、長足の進歩。

Posted by ブクログ

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