1,800円以上の注文で送料無料

キリスト教の精神とその運命 平凡社ライブラリー210
  • 中古
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-29-02

キリスト教の精神とその運命 平凡社ライブラリー210

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(著者), 伴博(訳者)

追加する に追加する

キリスト教の精神とその運命 平凡社ライブラリー210

定価 ¥1,320

1,210 定価より110円(8%)おトク

獲得ポイント11P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/
発売年月日 1997/08/15
JAN 9784582762105

キリスト教の精神とその運命

¥1,210

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

キリスト教について、…

キリスト教について、知りたい方は是非購読してみてください!!

文庫OFF

2013/12/29

若きヘーゲルによる神学研究の草稿。G.ルカーチやディルタイなど、多くの哲学者、思想家がこれについて卓抜した研究を遺している。 ヘーゲル独自の聖書解釈やキリスト教義の解釈を通して、己の存在論的=認識論的=論理学的な哲学内容を明らかにしていく。その哲学の要点を一言で表すとすれば、...

若きヘーゲルによる神学研究の草稿。G.ルカーチやディルタイなど、多くの哲学者、思想家がこれについて卓抜した研究を遺している。 ヘーゲル独自の聖書解釈やキリスト教義の解釈を通して、己の存在論的=認識論的=論理学的な哲学内容を明らかにしていく。その哲学の要点を一言で表すとすれば、対立、矛盾を解消する「愛」である。(ちなみに、この書でいう運命とは、対立が生む悲劇的結末のことをいう。) あらゆるものが具体的な総連関のなかに息づいていたギリシア世界への憧憬を抱きながら、ヘーゲルが若き頃に唱えた愛の思想が、イエスの姿を通して語られる。 書の後半になると、前半部で高く評価されていたはずの愛に関して、その限界が語られるようになる。愛も反省を通して、展開させようとするところに、後の人倫哲学へと到るヘーゲル哲学の形成過程の一端が垣間見れる。 読んでみて、あまり哲学・思想書ってかんじはしない。『精神現象学』や『法の哲学』が難解で読みづらければ、まずこの書のような青年期の研究を読めば、ヘーゲル哲学の理解の手助けになるだろう。

Posted by ブクログ