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源氏物語の女性たち NHKライブラリー
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源氏物語の女性たち NHKライブラリー

瀬戸内寂聴(著者)

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源氏物語の女性たち NHKライブラリー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会/
発売年月日 1997/11/17
JAN 9784140840672

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商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

源氏物語には様々な女…

源氏物語には様々な女性たちが登場します。原典を読んでいなくても楽しむことが出来ます。

文庫OFF

2024/11/23

瀬戸内寂聴さんの手ほどきで源氏物語の女性たちがさらにイキイキと感じられた。 源氏物語をひとりで読むよりもとても楽しくて、「あぁそうだよね、私はこの人が好き!」って一緒に話したくなる。そしてまたあの長い物語を読み返したくなる。

Posted by ブクログ

2007/06/19

(2007.05.22読了)(2007.05.04購入) 源氏物語の最初のほうが執筆されたのは、1008年とされています。それで今年2007年は、源氏物語が執筆されてから千年目ということで、「源氏物語千年祭」が計画されているそうです。皆さんもこの機会に「源氏物語」に取り組んでみて...

(2007.05.22読了)(2007.05.04購入) 源氏物語の最初のほうが執筆されたのは、1008年とされています。それで今年2007年は、源氏物語が執筆されてから千年目ということで、「源氏物語千年祭」が計画されているそうです。皆さんもこの機会に「源氏物語」に取り組んでみてはいかがでしょうか。 作家達の取り組んだ翻訳本は色々あります。 「全訳源氏物語」角川書店、与謝野晶子(著) 「潤一郎訳源氏物語」中央公論新社、谷崎潤一郎(著) 「源氏物語」新潮社、円地文子(翻訳) 「源氏物語」祥伝社、舟橋聖一(翻訳) 「窯変 源氏物語」中央公論社、橋本治(著) 「新源氏物語」新潮社、田辺聖子(著) 「源氏物語」講談社、瀬戸内寂聴(翻訳) 舟橋さんの翻訳は完了していないのではないでしょうか。瀬戸内さんの翻訳の文庫版は、現在刊行中です。 この本は、NHK人間大学として1997年4月〜6月に放送されたテキストを基にしています。12回にわたって放送されたようです。作者・紫式部と源氏物語に登場する女性たちにスポットを当ててその面白さや魅力について述べています。 ●女性は顔を見せない(34頁) 当時、高貴の女人は夫以外の男性には、たとえ兄弟でも、7歳くらいからは顔を見せないように育てられます。 (イスラム教徒も、女性は顔を見せないようですが、同じような発想があったのでしょうか?) ●姫君の教養(41頁) 姫君の教養というのは、和歌をつくれること。『古今集』などの和歌を覚えること。それと書く字を習うこと。琴、琵琶、笛などの楽器を一つ堪能でないといけません。香道などもわきまえていて、ブレンドの仕方も知っているのが教養が高いとされました。裁縫も染色も、一通り心得ていることです。 ●帳台(43頁) その頃、貴族の家では帳台に寝ていました。床から上がった脚のついた台で、上に布で蔽いがついていました。天蓋つきの今のベッドのようなものです。 ●物の怪(46頁) 当時は病気は大方物の怪のせいだと思い、加持祈祷によってこれを調伏し退散させました。祟りもまた、物の怪のせいと考えます。物の怪は依りましにのりうつり、名乗ったり恨み言を言って正体をあらわすのでした。 ☆瀬戸内さんの本(既読) 「美は乱調にあり」瀬戸内晴美著、角川文庫、1969.08.20 「諧調は偽りなり(上)」瀬戸内晴美著、文芸春秋、1984.03.01 「諧調は偽りなり(下)」瀬戸内晴美著、文芸春秋、1984.03.01 「いよよ華やぐ」瀬戸内寂聴著、日本経済新聞・朝刊、1997.12.01-1998.12.13 「釈迦と女とこの世の苦」瀬戸内寂聴著、NHK人間講座、2000.04.01 著者 瀬戸内 寂聴 1922年 徳島生れ 東京女子大学卒業 1957年 「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞受賞。 1961年 『田村俊子』で田村俊子賞受賞。 1963年 『夏の終り』で女流文学賞受賞。 1973年11月14日 平泉中尊寺で得度。法名寂聴。 1992年 『花に問え』で谷崎潤一郎賞受賞。 1996年 『白道』で芸術選奨文部大臣賞受賞。 2001年 『場所』で野間文芸賞受賞。 文化功労者 (2007年6月6日・記) ☆関連図書(既読) 「絵草紙源氏物語」田辺聖子著・岡田嘉夫絵、角川文庫、1984.01.10 「新源氏物語(上)」田辺聖子著、新潮文庫、1984.05.25 「新源氏物語(中)」田辺聖子著、新潮文庫、1984.05.25 「新源氏物語(下)」田辺聖子著、新潮文庫、1984.05.25 「新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)」田辺聖子著、新潮文庫、1993.11.25 「源氏物語愛の渇き」大塚ひかり著、KKベストセラーズ、1994.02.05 「「ブス論」で読む源氏物語」大塚ひかり著、講談社+α文庫、2000.01.20 「『源氏物語』を楽しむ」山口仲美著、丸善ライブラリー、1997.07.20 (「BOOK」データベースより)amazon 千年の長きにわたり読みつがれてきた、わが国が世界に誇る最高の文化遺産、源氏物語。そこに登場する個性豊かで魅力的な女性たちにスポットをあて、その生き方や性格・心理を読み解き、時代を超えて人々をひきつけてやまない物語の魅力をさぐる。

Posted by ブクログ

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