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古代エジプト ファラオの昼寝
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古代エジプト ファラオの昼寝

吉村作治(著者)

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古代エジプト ファラオの昼寝

定価 ¥1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 近代文芸社/
発売年月日 1997/06/30
JAN 9784773362251

古代エジプト ファラオの昼寝

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商品レビュー

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2017/04/28

吉村先生の肩の力の抜けた柔らかなエッセイ。行ったことのないエジプトの街の、人びとの、そしてもちろんはるか数千年前の古代エジプトの様子を優しい口調で語りかけている。ピラミッドが実は王の墓ではなかったという説があると知らなかったが、内部に不必要なほど大きな回廊がある、というような話は...

吉村先生の肩の力の抜けた柔らかなエッセイ。行ったことのないエジプトの街の、人びとの、そしてもちろんはるか数千年前の古代エジプトの様子を優しい口調で語りかけている。ピラミッドが実は王の墓ではなかったという説があると知らなかったが、内部に不必要なほど大きな回廊がある、というような話はゾクッとさせられる。まだまだ調査は長い時間をかけてゆっくりと進められていくそうだが、人類の壮大なロマンだと思うと何だか楽しい気分にさせられる。

Posted by ブクログ

2007/06/22

(2006.01.05読了)(2005.11.27購入) いろんな雑誌に書いた古代エジプトに関するエッセイ集です。よくわかっていることをわかりやすく気軽に書いているようで、読みやすく、分かりやすく、100ページほどなので、すぐ読めます。8つのテーマが取り上げられています。 ●来...

(2006.01.05読了)(2005.11.27購入) いろんな雑誌に書いた古代エジプトに関するエッセイ集です。よくわかっていることをわかりやすく気軽に書いているようで、読みやすく、分かりやすく、100ページほどなので、すぐ読めます。8つのテーマが取り上げられています。 ●来世(22頁) 20年ほど前エジプト人のエジプト学者に、「古代エジプトでは3000年間にわたって数百万人の古代エジプト人がイアル野(永遠の生命をもって生き続ける来世)に行ったことになるが、いくら神の国と言ってもイアル野は人口過剰で殺し合いがおきたのではないのかね」と聞いたことがある。まじめなこの学者は真剣な顔で、「いやご心配は無用ですよ。バーは空気と同じで、何百万人いようとその住むスペースはそう広く心配ないんですから」と答えてくれた。バーは人間の顔をしているが鳥の姿で、この世からあの世へ飛んでいく。 ●巡礼(28頁) 巡礼というと日本では自分の修業のように捉えられがちだが向こうでは違う。あの世からこの世に出張してきている神に、あの世に行ったらよろしくねと顔見世するのが主要な目的である。だから、自らの身体を張って実際に行かなければならない。聖なる地においでになっている神にご挨拶をし、お見知りおきいただいておけば、死んだ後きっとかわいがってくれるに違いないと考えているのだ。 ●一夫多妻(54頁) 預言者ムハマッドが複数妻帯を取り入れた理由は、イスラム教広布の初期は無神論者の抵抗が激しく、それらの人々を征伐する必要があった。しかし、戦いで男が死んでしまうと残された妻子は砂漠で生きていけないし、また、男はそのことが心残りとなって十分な戦いができなくなる。それを救ったのが、複数妻帯であると言うのだ。だから、四人の妻のうち処女は一人にし、残りの三人は夫を失った子持ちの女性にするよう指示したと言う。 ●エジプトの歴史(73頁) 紀元前3000年頃、ナルメル王による上・下エジプトの統一に始まる古代エジプト王朝は、約3000年にわたって興亡を繰り返し、紀元前30年、クレオパトラの死によって幕を閉じた。それから20世紀の現代までの方が、古代エジプト王朝時代より1000年も短いのである。この短期間に、ギリシア・ローマ文化が流入し、さらに7世紀のアラブ侵入後、エジプトはイスラム文化の国となった。言語も、象形文字を用いた古代エジプト語からコプト語へ、そしてアラビア語へと変わってきた。宗教も、多神教からキリスト教、イスラム教へと移ってきた。 ☆吉村作治さんの本(既読) 「吉村作治のクイズ地球の探検隊」吉村作治著、光文社、1993.08.30 「ナイルのほとりの物語」吉村作治著、小学館ライブラリー、1993.10.20 「ピラミッドの謎をハイテクで探る」吉村作治著、講談社、1994.05.30 「大ピラミッド 新たなる謎」吉村作治著、講談社+α文庫、1999.02.20 「ファラオと死者の書」吉村作治著、小学館ライブラリー、1994.06.20 「古代エジプト千一夜」吉村作治著、近代文芸社、1996.06.20 「ピラミッド文明・新たなる謎」吉村作治著、NHK人間大学、1998.10.01 「貴族の墓のミイラたち」吉村作治著、平凡社ライブラリー、1998.12.15 著者 吉村 作治 1943年 東京都生まれ 早稲田大学教授、エジプト考古学者 (「MARC」データベースより)amazon 3400年程前、エジプトに大きな改革があった。ファラオの革命、その理想は愛だったけれど…。古代エジプトの死生観、市民の食卓、ピラミッドパワー、ナイル環境問題などについてのバラエティ豊かなテーマを語るエッセイ集。

Posted by ブクログ

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