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中世都市鎌倉を歩く 源頼朝から上杉謙信まで 中公新書
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中世都市鎌倉を歩く 源頼朝から上杉謙信まで 中公新書

松尾剛次(著者)

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中世都市鎌倉を歩く 源頼朝から上杉謙信まで 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1997/11/25
JAN 9784121013927

中世都市鎌倉を歩く

¥220

商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

鎌倉といえば、源頼朝…

鎌倉といえば、源頼朝が思い浮かべるが、実は鎌倉幕府だけの鎌倉ではなくて、それ以降にも鶴岡八幡宮など上杉謙信も関わっているし、けっこう発見はある。

文庫OFF

2022/10/24

10月に鎌倉市民になったので読みました。 本書は鎌倉を「都市」と見なし、12世紀末から16世紀までを描いた歴史書です。 著者は鎌倉は「鎌倉末期から南北朝期には幕府によって公認された9つの繁華街のみならず山内一帯には建長寺、円覚寺の門前町が、極楽寺一帯には極楽寺の門前町が形成されて...

10月に鎌倉市民になったので読みました。 本書は鎌倉を「都市」と見なし、12世紀末から16世紀までを描いた歴史書です。 著者は鎌倉は「鎌倉末期から南北朝期には幕府によって公認された9つの繁華街のみならず山内一帯には建長寺、円覚寺の門前町が、極楽寺一帯には極楽寺の門前町が形成されていたのであり、武士のみならず僧侶や商人・職人ら町衆も多数暮らす複合都市であった」と記述します。興味深いのは各地に小京都があるように、茨城の古河、長野の上田のような小鎌倉が作られたこと。「鎌倉は東国の地方都市のモデルであった。それゆえ都市鎌倉は中世都市を理解するカギとなると考えている」と議論を発展させます。 鎌倉の本といえば、鎌倉時代の鎌倉を扱ったものが多くあります。しかし、新田義貞によって鎌倉幕府が滅ぼされた以降の本はほとんどありません。これは鎌倉は急速に衰退し、地方の田舎になったと多くの人が理解しているためです。そういう意味では、鎌倉幕府滅亡以降も都市鎌倉にスポットを与えた本書は画期的です。 著者の松尾剛次さんは「中世都市鎌倉の風景」「仏教入門」のような、鎌倉や仏教についての著書が多数あります。著者は発掘に考古学的成果、北条泰時による御所の移転や和賀江島の築造の意義、鎌倉公方の古河へに移転後の鎌倉の存在意義、建長寺指図と建長寺絵図が見せる中世鎌倉の繁栄ぶり、小田原北条氏の初代伊勢長氏(北条早雲)の改名などを興味深く描きます。 「鎌倉殿の十三人」以降を知るのに絶好の入門書。また、鎌倉の寺の縁起や興隆も描かれ、ちょっと渋いガイドブックとしても役に立つと思います。お勧めです。

Posted by ブクログ

2021/10/17

中世の鎌倉。 鎌倉は行ったことは全くない。 しかし、中世を語る上で鎌倉は必要不可欠な都市。 その都市を支配者ごとに記述しているのは、非常にわかりやすかった。 城郭や、政治には興味があり、知識をもつことが多かったが、都市についてはもっていなかった。 これから、都市そのもの...

中世の鎌倉。 鎌倉は行ったことは全くない。 しかし、中世を語る上で鎌倉は必要不可欠な都市。 その都市を支配者ごとに記述しているのは、非常にわかりやすかった。 城郭や、政治には興味があり、知識をもつことが多かったが、都市についてはもっていなかった。 これから、都市そのものや、都市構造を理解していきたいと思う。

Posted by ブクログ

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