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勝つ戦略 負ける戦略 東郷平八郎と山本五十六 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 1997/07/15 |
JAN | 9784198907143 |
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最近の山本五十六下げ風潮について
現実に日本海海戦は勝利に終わっているし、山本が強く主張し行われたミッドウェー、真珠湾は負け戦である。真珠湾攻撃も昔多くの論で云われていたような成功した戦いではない。この本に書いてあることは事実である。しかしミッドウェーに於ける”運命の5分間”の最大の要因は偶然による。まずヨークタ...
現実に日本海海戦は勝利に終わっているし、山本が強く主張し行われたミッドウェー、真珠湾は負け戦である。真珠湾攻撃も昔多くの論で云われていたような成功した戦いではない。この本に書いてあることは事実である。しかしミッドウェーに於ける”運命の5分間”の最大の要因は偶然による。まずヨークタウンから攻撃隊が発艦し30分後エンタープライズ隊、その30分後ホーネットから攻撃隊が発艦した。最初のヨークタウン隊が日本機動部隊を探しあぐねているうちに1時間遅れで発艦したホーネット隊と合流している。その後やっと日本機動部隊を見つけ攻撃が行われた。そしてエンタープライズ隊は結局日本の機動部隊を補足できぬまま母艦に帰還している。薩摩藩出身の東郷平八郎が敗将ロジェストウェンスキーに海戦後言っている。「戦は時の運」と。
戦前山本は「米国との戦争は避けるべきである」と常々主張していた。山本だけではない。米と戦って勝てると思っていた日本人など一人もいない。ドイツ嫌いの松岡洋右が独との同盟を進めたのも日米開戦を避けるためであった。そもそも数千年に渡る殺し合いと侵略し合い征服し合う歴史の最終的な覇者となったアングロサクソンに対し、お人好しでバカッ正直な日本人が戦争をして勝てるわけがない。持っている戦争思想がまるで違う。太平洋戦争は白人である米国人がその歴史の流れとして東アジア侵略を目指し、F・D・ローズヴェルトの罠にはまった日本が引きずり込まれたものだ。
この本に書かれている論は結果として太平洋戦争の歴史を矮小化するものだと思う。日本人はいい加減戦後のアメリカによるプロパガンダ教育から解放されるべきだ。「日本は"悪い"戦争をした、"間違った"戦争をした」わけでは決してない。日本が世界史にデビューした19世紀、白人によりほぼ全ての有色人種が植民地か奴隷であった時代と、一応ほぼ全ての有色人種の国が独立できている現在との差をよく見るべきだ。そしてその意味を考えるべきである。
最近、元々軍令部が持っていた日米戦作戦案と負け戦である山本案を比較して「太平洋戦争は勝てた」と主張する論を見かける。あるいは単純に敗蒋山本を批判するものもある。戦闘指揮官として山本五十六に運がなかったことも、F・D・ローズヴェルトに比べて戦略思想が劣っていたことも確かであろう。しかし歴史を解釈しようというのであれば、個人に対する評価に拘泥するに止まらず、もっと高所広所に立って見る発想を持って欲しいものだと思う。
oka-offroader
日露戦争における東郷平八郎の連合艦隊司令部と、太平洋戦争における山本五十六の連合艦隊司令部とを、それぞれ「戦わずしてすでに勝てる者」と「戦わずしてすでに敗れる者」として対比している。 こういう対比ものの弊害としての単純化、他の要因の排除、都合のいいエピソードのピックアップなどはあ...
日露戦争における東郷平八郎の連合艦隊司令部と、太平洋戦争における山本五十六の連合艦隊司令部とを、それぞれ「戦わずしてすでに勝てる者」と「戦わずしてすでに敗れる者」として対比している。 こういう対比ものの弊害としての単純化、他の要因の排除、都合のいいエピソードのピックアップなどはあるのだろうし、個人的にも、著者の意見に全て同意するわけではない(連合艦隊司令長官という職において、勝てないと主張することに職を賭すべきか)のだが、なるほどと思わされるところ(勝つための長官抜擢か、テロから逃れるための就任か、など)も多かった。
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日露戦争に勝った東郷平八郎をはじめとする司令部と、太平洋戦争に負けた山本五十六率いる司令部を比較した一冊。 山本率いる司令部は、まさに大企業病‼危機感のない上層部、成果の為の意味のない(もしくは有害な)仕事、自分に都合の良い人を優遇する不平等な人事評価に、相手を過小評価して安心...
日露戦争に勝った東郷平八郎をはじめとする司令部と、太平洋戦争に負けた山本五十六率いる司令部を比較した一冊。 山本率いる司令部は、まさに大企業病‼危機感のない上層部、成果の為の意味のない(もしくは有害な)仕事、自分に都合の良い人を優遇する不平等な人事評価に、相手を過小評価して安心する傾向、これは今の大企業で多く見られる現象に酷似していると思う。 企業なら大企業病にかかった会社は潰れればいいけど、軍隊の大企業病化は怖い。平時では存続し続け、いざ戦争で大量の被害を出すことになる…。 少なくとも今の日本政府は立派な大企業病に罹患していると思うので、今の日本が戦争をやることだけは、避けて欲しいと思いました。
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