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ウイルス 紫の花 アスペクトノベルス
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ウイルス 紫の花 アスペクトノベルス

牧野修(著者)

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ウイルス 紫の花 アスペクトノベルス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスキー/アスペクト
発売年月日 1997/10/16
JAN 9784893667724

ウイルス

¥110

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2009/05/16

「理系の本」にカテゴライズしていいものか迷いましたが(^^; いまは亡きセガサターンのソフト「VIRUS」のノベライズ。ゲームソフトのほうは、SEGAとハドソンの共同開発で、鳴り物入りでリリースしたのに、おもいっきりズッコケたんですよね。でも、SFにはとんと疎い私は十分に楽しんだ...

「理系の本」にカテゴライズしていいものか迷いましたが(^^; いまは亡きセガサターンのソフト「VIRUS」のノベライズ。ゲームソフトのほうは、SEGAとハドソンの共同開発で、鳴り物入りでリリースしたのに、おもいっきりズッコケたんですよね。でも、SFにはとんと疎い私は十分に楽しんだんですけど。 この本はそのノベライズです。ネットの世界で、現実とは違う生活を楽しむ「プロセシングアライブ」が発達した世界で、バグを撒き散らすウィルスが流行してしまうというお話。主人公は、事件解決を任された捜査官・サージ君です。 ゲームの発売が1997年。ようやくネットが一般に認知され始めた時期に、この物語は生まれてます。ネットでは自分が「なりたい自分」になれる、だんだんと「胡蝶の夢」よろしくどっちが現実でどっちが仮想世界だかわからなくなっていく(それがどうでもよくなっていく)、いまここにいる私が現実世界に立っているのか、仮想世界に立っているのかを見分けるための鍵は何なのか…… ……それは、「不快感」の有無。 そんなことが10年以上前のこの小説に書かれてるわけでして、感慨深いです。思うようにならない苦しみ、世界を構築するものの中に自分にとってイヤなものが存在すること、それが自分が現実で生きている証。ゲーム版ではあまり前には出てきていなかった、その要素が、小説版ではテーマのひとつとして出ているように思います。「ゲームの主題、展開運びのスピード感や興奮を保持しつつ、文章でつなぐからこそのテーマを生み出す」。ゲームのノベライズとしては最上級の出来なんじゃないかな。

Posted by ブクログ

2007/06/11

ゲームのノベライズとは知らずに読んだ。マトリックスみたいな世界。しかし、こちらは、自ら望んで仮想世界に入るのだが。話としては結構ありきたりで、展開も読めてしまったりするのだが、何といっても関西弁でノリツッコミするカークがいいキャラで、面白かった。

Posted by ブクログ

2004/11/05

この人って実はゲームのノベライズが多い人だったのね…。この話もそんなことは全く気付かずに買って読んでみて、後書きでおや?とか思いました。うーむむ。こんなゲームあったっけ…まあサターンだしな、物は。そりゃマイナーじゃろ。って、それはおいといて。この人の作品は妙に消化不良のことが多い...

この人って実はゲームのノベライズが多い人だったのね…。この話もそんなことは全く気付かずに買って読んでみて、後書きでおや?とか思いました。うーむむ。こんなゲームあったっけ…まあサターンだしな、物は。そりゃマイナーじゃろ。って、それはおいといて。この人の作品は妙に消化不良のことが多いんですが、この話はそうでもなかったです。ゲームのストーリーそのまんまなのかな? やってないんで判りませんが。しかし、こんな昔の作品までリストに載せているアマゾン、えらいぞ。まあ、品切れな訳ですが。 [2004/11/05読了]

Posted by ブクログ

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