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日本とは何かということ 宗教・歴史・文明
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会/ |
発売年月日 | 1997/03/22 |
JAN | 9784140803035 |
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日本とは何かということ
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「日本とは何かということ」司馬遼太郎・山折哲雄著、日本放送出版協会、1997.03.20 238p ¥1,260 C0014 (2024.03.04読了)(2024.03.02拝借)(1997.06.10/5刷) オウム真理教による地下鉄サリン事件のあと『宗教と日本人』をテーマに...
「日本とは何かということ」司馬遼太郎・山折哲雄著、日本放送出版協会、1997.03.20 238p ¥1,260 C0014 (2024.03.04読了)(2024.03.02拝借)(1997.06.10/5刷) オウム真理教による地下鉄サリン事件のあと『宗教と日本人』をテーマに行われた対談を活字化したものです。第四部以降は、三人の方が司馬遼太郎について述べたものです。 司馬遼太郎は、1996年2月12日に亡くなっています。 【目次】 第一部 宗教と日本人 ―自然のなかの神と仏 第二部 日本人の死生観 ―「天然の無常」ということ 第三部 宗教と民族 ―なぜ対立を生むのか 第四部(付論1) 「道徳的緊張」―司馬遼太郎の文明論 米山俊直 第五部(付論2) 裸眼の思索者 松原正毅 第六部(付論3) 『故郷忘じがたく候』『坂の上の雲』のことなど 山折哲雄 あとがき ☆関連図書(既読) 「明治という国家」司馬遼太郎著、日本放送出版協会、1989.09.30 「空海の風景(上)」司馬遼太郎著、中公文庫、1994.03.10 「空海の風景(下)」司馬遼太郎著、中公文庫、1994.03.10 「司馬遼太郎の風景(1)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1997.10.25 「司馬遼太郎の風景(2)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1998.01.25 「司馬遼太郎の風景(3)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1998.04.25 「司馬遼太郎の風景(4)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1998.07.25 「司馬遼太郎の風景(5)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1998.12.25 「司馬遼太郎の風景(6)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1999.03.25 「司馬遼太郎の風景(7)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1999.05.25 「司馬遼太郎の風景(8)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1999.07.25 「司馬遼太郎の風景(9)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1999.11.25 「司馬遼太郎の風景(10)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、2000.07.30 「司馬遼太郎の風景(11)」街道を行くプロジェクト、 日本放送出版協会、2000.09.30 「日本の仏教と民俗(NHK市民大学)」山折哲雄著、日本放送出版協会、1989.10.01 「親鸞をよむ」山折哲雄著、岩波新書、2007.10.19 「『教行信証』を読む」山折哲雄著、岩波新書、2010.08.20 「先生!どうやって死んだらいいですか?」山折哲雄・伊藤比呂美著、文藝春秋、2014.02.15 「集団の生態」米山俊直著、日本放送出版協会、1966.02.20 「ザイール・ノート」米山俊直著、サンケイ出版、1977.07.05 「新・アフリカ学」米山俊直著、日本放送出版協会、1985.04.01 「遊牧の世界(上)」松原正毅著、中公新書、1983.03.25 「遊牧の世界(下)」松原正毅著、中公新書、1983.03.25 (「MARC」データベースより)amazon 海図なき不確定な時代、物狂いする異様な時代を、どう生きるのか。日本人の倫理の課題を思索しながら、宗教、歴史、民族問題、人類文明のことなど、古往今来のさまざまを、痛切な想いで語り合った巨匠の対論。
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宗教・歴史・文明 とサブタイトルがある。 山折哲雄と司馬遼太郎の対談が 興味深い。 日本人は 無心論者が多い。 なぜ、無心論者がおおいのか?ということを 考察している。 絶対という存在があるキリスト教徒 神が存在しない仏教、そして 八百万の神。 相対との総和としての空。 明...
宗教・歴史・文明 とサブタイトルがある。 山折哲雄と司馬遼太郎の対談が 興味深い。 日本人は 無心論者が多い。 なぜ、無心論者がおおいのか?ということを 考察している。 絶対という存在があるキリスト教徒 神が存在しない仏教、そして 八百万の神。 相対との総和としての空。 明治維新において 宗教がかかわらなかったこと。 伊藤博文が 憲法をつくるさいに キリスト教に見合う日本の柱を 天皇においたことで、神道が 宗教とされなかったこと。 内村鑑三が キリスト教をぬいて 西洋文化を受容したことを 批判した。 明治維新が 無血革命だった 大きな理由は トインビーは 仏教の影響といい、 貝塚茂樹は 儒教の「禅譲の精神」といったが、 徳川慶喜が 水戸史観にもとづく朱子学を重視したことが大きかった。 朱子学では 正義論が体系だっていた。楠木正成は善人だった。 徳川慶喜は 悪人の足利尊氏になりたくなかった。 寺田寅彦は 「天然の無常」としてきした。 日本の自然はすごく不安定で、地震、台風、洪水、津波がある。 あるいみでは 天災を受けやすいことから、無常が受け止めやすかった。 宗教とは 対立を うみやすい。 米山俊直 道徳的緊張 司馬遼太郎は 文明と文化について 様々なところを旅行することで 見つめていた。 松原正毅 裸眼の思索者 司馬遼太郎は 現場を自分の眼で見た。 時空を超えた旅のなかで、思索して、人物を浮かび上がらせた。 山折哲雄 司馬遼太郎は 明治の時代 を透徹した眼でみつめた。 幕末から明治の人々の 志の高さを つむいだ。 そして、昭和の時代の暴走に、失望していた。
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本書の内容は大きく分けると二部構成と言っていいと思います。 司馬遼太郎先生と山折哲雄先生の対談による「日本とは何かということ」の対談と、付録の三人の先生方による「司馬遼太郎論(?)」の二部です。 前半部は本書のみの通読が可能ですが、後半の付録部分は司馬先生の著作を読んでおかない...
本書の内容は大きく分けると二部構成と言っていいと思います。 司馬遼太郎先生と山折哲雄先生の対談による「日本とは何かということ」の対談と、付録の三人の先生方による「司馬遼太郎論(?)」の二部です。 前半部は本書のみの通読が可能ですが、後半の付録部分は司馬先生の著作を読んでおかないと理解できた気がしません。(私がまだほぼ未読だったせいですが・・・。) 本書も日本人独特の感性に焦点をあててかかれており、一読の価値があると思います。
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