1,800円以上の注文で送料無料

「法」の歴史
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

「法」の歴史

村上淳一(著者)

追加する に追加する

「法」の歴史

定価 ¥2,970

550 定価より2,420円(81%)おトク

獲得ポイント5P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/25(月)~11/30(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会
発売年月日 1997/06/07
JAN 9784130311588

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/25(月)~11/30(土)

「法」の歴史

¥550

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/10/29

日本法制史と西洋法制史との比較から始まり、ポストモダンの時代における法のあり方を模索しようとする試み。近代日本における西洋法の受容とその後の日本法の発展においても、「情」を重視し法的判断によって白黒をつけることを避けようとする思考が根強く残ってきたことを指摘し、それとの対比におい...

日本法制史と西洋法制史との比較から始まり、ポストモダンの時代における法のあり方を模索しようとする試み。近代日本における西洋法の受容とその後の日本法の発展においても、「情」を重視し法的判断によって白黒をつけることを避けようとする思考が根強く残ってきたことを指摘し、それとの対比において西洋法制史を把握しようとする。ルーマンのシステム理論の枠組みに則りながら、西洋における近代法の発展は他のシステムとは機能的に分化された法システムが形成されていく過程であり、様々な事象を法システムにおいて有意味な事象として把握するために三段論法的法的思考が重視されてきたのだと著者は理解する。もっとも、そうした西洋近代特有の法システムも、法の適用によって紛争が処理されるという図式を維持し続けるだけでは、現代的な課題には対処できないと著者は考える。実定的な法システムを維持しつつそれをフレキシブルなものにしていくことが現代では要請されるが、それは日本的な、理屈を無視して感情を重視するという思考様式への回帰ではない。むしろ、そうした理屈を我々が駆使しながら新たな社会秩序について構想する思考が要請されるというのが、著者の立場である。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品