1,800円以上の注文で送料無料

反悲劇 講談社文芸文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-02

反悲劇 講談社文芸文庫

倉橋由美子(著者)

追加する に追加する

反悲劇 講談社文芸文庫

定価 ¥1,177

1,045 定価より132円(11%)おトク

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介 内容:向日葵の家. 酔郷にて. 白い髪の童女. 河口に死す. 神神がいたころの話
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1997/06/10
JAN 9784061975712

反悲劇

¥1,045

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

「向日葵の家」「酔郷…

「向日葵の家」「酔郷にて」「白い髪の童女」「河口に死す」「神神がいた頃の話」の五編から成る連作集。

文庫OFF

2013/09/26

「あとがき」で筆者はこの一連の小説が、「悲劇と小説とに関する一種の批評である」と述べている。そして、いずれの5つの物語も、ギリシャ悲劇を多かれ少なかれ背負ってはいる。しかし、それらは小説の着想のもとにあるに過ぎず、本質は別のところにあるように思われる。すなわち、ここで語られるのは...

「あとがき」で筆者はこの一連の小説が、「悲劇と小説とに関する一種の批評である」と述べている。そして、いずれの5つの物語も、ギリシャ悲劇を多かれ少なかれ背負ってはいる。しかし、それらは小説の着想のもとにあるに過ぎず、本質は別のところにあるように思われる。すなわち、ここで語られるのは、本来の古典的な意味での「モノガタリ」―すなわち、眼に見えないモノ、人知を超えてしかし厳然としてそこにあるモノを「カタッタ」のだという意味において。それゆえにこそ、「白い髪の童女」のように能の世界とも違和感なく共存し得るのである。

Posted by ブクログ

2006/03/25

生まれる前に書かれた本なのに、全然古臭くない。倉橋由美子ワールドを堪能。「白い髪の童女」がよかった。

Posted by ブクログ