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イジワルな鼓動 花音ノベルスHanaoto novels
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イジワルな鼓動 花音ノベルスHanaoto novels

鹿住槇(著者)

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イジワルな鼓動 花音ノベルスHanaoto novels

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 芳文社/
発売年月日 1997/03/05
JAN 9784832212336

イジワルな鼓動

¥110

商品レビュー

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2011/10/14
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 高校一年生の片瀬哲は憧れの生徒会長・西岡樹とつきあうようになり、求められるままに体を繋いだ。  しかし、哲にとって行為は苦痛を伴い、決して楽しいものではなかった。  そんな自分の気持ちをわかってくれようとしない西岡だったが、それでも哲は西岡の事が好きだった。  だが、サッカー部部長で体育委員長も兼任している砂渡毅は彼らの間にやたらに入り込み、哲に意地悪なことを言ってくる。  そんな洗練された優等生な西岡とは対照的に粗野でガサツな砂渡の事が哲は大嫌いだった。  ところがある日、授業が早めに終わり、早めに生徒会室へ向かった哲は、西岡と砂渡が話している事を聞いてしまい、西岡の自分に対する気持ちの本音を知ってしまう。  それは哲にとってはショックなことで……。  混乱のまま、生徒会室の前から逃げ出した哲に、追い掛けた砂渡がキスをしてくる。  西岡に言われたこともショックだったが、砂渡がキスしてきた意図もわからない哲は……?  というような話でした。  当初、西岡と付き合っていた哲だけど、西岡が自分に対して抱いている感情と自分が西岡に対して抱いている感情が違う事に気が付いた哲は、話を聞いた事をきっかけに西岡と別れる。  それが一つ目の話。  二つ目は、哲が少しずつ砂渡に目を向け始める話で。  三つ目は、哲と砂渡がくっついてからの話。  なんか、結局のところ、二人はくっついたんですが、最後がイマイチ。  喧嘩になって、哲は旅行に行かない! って言うんだけど、何のかんので砂渡が迎えに行って。  旅行には行くんだけど、旅行先で哲はくらげにさされて、熱に浮かされて。  そんな状態で、お互いの気持ちを吐露して、仲直りでえちになだれ込むんですが……  えーっと……それでいいの?  いやまぁ、哲がいいんだったらいいんだと思うんですけど。  こんな状態でそれをすることがいいとは思えないし。  しかも、それになだれこんだところで終わってるってちょっと……。  できれば、哲が元気になった後の後日談も入れてくれたらちょっとほっとできるんだと思うんですけど。  そこでぶった切られると思ってなかったから、ちょっと「うーん……」でした。  あんまり病人に無理させちゃいけないと思うのよ。待てないのはわからなくもないんだけど……。  個人的にはもうちょっと終わらせ方を考えてくれた方がよかったなー……と思いました。

Posted by ブクログ

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