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観光コースでない マレーシア・シンガポール Another Malaysia & Singapore

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 高文研/ |
発売年月日 | 1997/09/10 |
JAN | 9784874981924 |
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観光コースでない マレーシア・シンガポール
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2件のお客様レビュー
シンガポールに興味があったため、関連書籍を探していました。 本のタイトルに「観光コースでない」とあるので、初めはマレーシア・シンガポールの穴場でも紹介しているのかと思いましたが、そうではなく、1942年から3年間の日本軍によるマレーシア・シンガポールの侵略・占領について書かれ...
シンガポールに興味があったため、関連書籍を探していました。 本のタイトルに「観光コースでない」とあるので、初めはマレーシア・シンガポールの穴場でも紹介しているのかと思いましたが、そうではなく、1942年から3年間の日本軍によるマレーシア・シンガポールの侵略・占領について書かれています。 本書によると著者(陸培春[ル・ペイチュン]氏)は、以下のような境遇の人物です。 ・母方の祖父が日本軍に連行されて帰ってこなかった。 ・叔父1人は釈放されたが日本軍に拷問を受けた。 その立場から書かれていることを認識した上で、 シンガポールの人(特に華僑)の中には、歴史をこのように捉えている人もいる ということを知るにはよい書籍だと思います。 付け加えておくと、著者は1947年生まれのため、この侵略の時代を経験しているわけではなく、伝え聞いているだけのようです。 本書には、この侵略に対する現在の日本政府や日本関連の公共団体の対応に対しての苦言が節々に表れています。 それはそれで著者の目線なので結構なのですが、著者の意見が「シンガポリアン」の総意であるかのように書かれている箇所がいくつかあります。「シンガポリアン」という言葉が出てきている箇所は要注意です。 ※おそらく、「シンガポリアン」を「筆者」に変えて読むと良いのではないかと。 個人的に「事実」として学べたことは、 ・侵略そのものについて。 ・「華僑粛清」という、シンガポールでの日本軍による華僑虐殺があったこと。 ・虐殺された人数が、東京裁判での「6千人」とシンガポール政府発表の「5万人」という差があること。 ・1994年に土井たか子、村山富市が「日本占領時期死難人民記念碑」(通称「血債の塔」)に献花したこと。 くらいかな。献花についてはここでは詳しくは書きませんが。 個人的な感想を含めて言うと、著者ははっきり言えば「反日」ですので、日本人の自分からすると良い気はしません。 上記の虐殺された人数に関しても日本が間違っているとしていますし、献花を勧めたのも著者のようですし、その他もろもろ… それでもシンガポールに反日精神が一部存在するということに対しての理解には役立ったと思います。
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日本が一体占領下のアジアでどんなことをしたのか。それを私たちは知らない。それを知るにあたって読むべき本。
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