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博奕の人間学
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 飛鳥新社/ |
発売年月日 | 1997/08/07 |
JAN | 9784870313033 |
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博奕の人間学
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「賭けるゆえにわれあり」「無境界の人」と続けて読んで、森巣博は3冊目である。「人間は賭けをする動物である」で始まるので、また面白そうだと思ったが、今回は少し饒舌となり、ブンガクに流れる傾向があり、賭人の生き様が、もう少しクローズアップされたほうがよかった。少なくとも、まだ 博奕に...
「賭けるゆえにわれあり」「無境界の人」と続けて読んで、森巣博は3冊目である。「人間は賭けをする動物である」で始まるので、また面白そうだと思ったが、今回は少し饒舌となり、ブンガクに流れる傾向があり、賭人の生き様が、もう少しクローズアップされたほうがよかった。少なくとも、まだ 博奕に対しての定式化ができていない。 森巣博は、三人兄弟で、二人の兄は東大卒で、大学の先生。嫁も大学の先生。息子も、飛び級して大学の先生。そんな中で、落ちこぼれているので、悲哀があるのかもしれない。 ビッグバック(バカラ)、ブラックジャック、ルーレット、ダイスとカジノにもいろいろのパターンがある。 森巣博は、もっぱら「牌九」が好きなようだ。緊張、分裂、高潮、放出、解放、弛緩を味わうのが博奕であるという。魔の時間の誘惑に負けず、烈丈夫をめざし、基本はとにかく逃げることなのです。 博奕うちは、行き倒れて、一人で死ぬのである。 ベトナム系のパン屋のグさんの物語が、なんとも言えず、飄々とした味わいがあった。
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